【解説】仙台名物「笹かまぼこ」の「笹」に隠された歴史的ルーツとは?

宮城県クイズ 第8問

問題

宮城県を代表する特産品であり、お土産の大定番でもある「笹かまぼこ」。
白身魚の旨味と香ばしい焼き目が特徴ですが、昔は「ベロ(舌)かまぼこ」や「木の葉かまぼこ」と呼ばれていました。昭和に入ってから、ある歴史的なものにちなんで「笹」という名称に統一されましたが、そのルーツとは次のうちどれでしょう?

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  • 【1】 かつて本物の「笹の葉」で包んで焼き上げていたから
  • 【2】 漁師たちが乗っていた「笹舟」の形を模して作ったから
  • 【3】 仙台藩主「伊達家の家紋」に描かれている笹にちなんだから

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正解と解説

【3】仙台藩主「伊達家の家紋」に描かれている笹にちなんだから

宮城県を代表する名物グルメ「笹かまぼこ」という名前は、仙台藩主・伊達家の家紋である「竹に雀(たけにすずめ)」に描かれている「笹(竹の葉)」にちなんで名付けられました。

明治時代、仙台周辺でヒラメの大漁が続いた際、その保存方法としてすり身を手のひらで叩き、平らにして焼いたのが始まりです。当初は形から「ベロ(舌)かまぼこ」や「木の葉かまぼこ」など様々な名前で呼ばれていましたが、昭和の初めに仙台の蒲鉾店が伊達家の家紋にちなんで「笹かまぼこ」という名称で統一して売り出したことが、現在まで続くブランドのルーツとなっています。

大漁のヒラメを保存する「焼き蒲鉾」


一般的なかまぼこが板に乗せて「蒸して」作られるのに対し、笹かまぼこは串に刺して直火で香ばしく「焼き上げる」のが最大の特徴です。

表面にこんがりとした焼き目がつくことで、食欲をそそる香ばしい風味と、プリッとした強い弾力(歯ごたえ)が生まれます。厳選された白身魚の旨味がギュッと凝縮されており、そのまま食べても、わさび醤油をつけても絶品です。

熱々を頬張る!大人気の「手焼き体験」


仙台市内や松島などの観光地にある蒲鉾店では、自分で串に刺さった笹かまぼこを網の上で炙って食べる「手焼き体験」が大人気となっています。

自分の手でじっくりと焼き色をつけていき、プクッと膨らんだ熱々の出来立てをその場でハフハフと頬張る体験は、市販の冷たいかまぼことは全く違う格別な美味しさがあり、宮城観光の最高の思い出になります。

高タンパク・低脂質のヘルシーグルメ


美味しいだけでなく、魚のすり身から作られる笹かまぼこは「高タンパクかつ低脂質」な非常にヘルシーな食品としても注目を集めています。

子供の栄養満点なおやつとしてはもちろん、お弁当のおかずや、ビールや日本酒のお供としても罪悪感なく楽しめる万能グルメとして、地元民の食卓に欠かせないソウルフードとなっています。お土産選びの際も、老若男女問わず誰にでも喜ばれる宮城の誇りです。