【解説】全国でも超レア!「仙台七夕花火祭」が奇跡と呼ばれる理由とは?

宮城県クイズ 第14問

問題

毎年8月6日から始まる「仙台七夕まつり」の前夜祭として、8月5日に開催される「仙台七夕花火祭(せんだいたなばたまつりはなびまつり)」。
約1万6000発の花火が夜空を彩り、例年約50万人もの観客を魅了する大イベントですが、実は全国の数ある花火大会の中でも「極めて珍しい特徴」を持っています。
それは次のうちどれでしょう?

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  • 【1】 すべての花火が「無音」で打ち上げられる
  • 【2】 人口100万人規模の「大都市の中心部」で大規模に打ち上げられる
  • 【3】 打ち上げの合図を「観客のじゃんけん」で決める

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正解と解説

【2】人口100万人規模の「大都市の中心部」で大規模に打ち上げられる

毎年8月5日に行われる「仙台七夕花火祭」の最大の特徴は、人口100万人を超える政令指定都市のまさに「中心部(西公園周辺・広瀬川沿い)」において、約1万6000発もの大規模な花火が打ち上げられることです。

通常、これほどの規模の花火大会は安全面や交通規制の観点から、郊外の広い河川敷や海沿いで行われるのが一般的です。しかし仙台では、ビル群が立ち並ぶ大都会の夜空をキャンバスにして巨大な大輪の花火が咲き誇るという、全国でも類を見ない奇跡的な「都市型花火大会」を実現しています。

若者たちの情熱が生んだ「手作りの祭典」


これほどの大規模な都市型花火大会でありながら、実は行政や大手企業ではなく、「公益社団法人 仙台青年会議所(仙台JC)」に所属する20代から40代の若手有志たちが主体となって企画・運営を行っています。

数千万円にのぼる莫大な運営資金も、彼らが街頭募金や地元企業への協賛回りなどを通じて自分たちの足と汗で集めたものです。「愛する仙台の街を盛り上げたい、子供たちに最高の思い出を作ってほしい」という地元青年たちの熱い情熱と、無数のボランティアの力がこの奇跡の花火大会を毎年支え続けています。

第1回はわずか100発からスタート!


今でこそ東北屈指の規模を誇りますが、その歴史の始まりは1970年(昭和45年)、七夕まつりに花を添えるための前夜祭としてわずか100発の花火を打ち上げたことがスタートでした。

そこから半世紀以上の歴史の中で、街の発展とともに年々打ち上げ数が増加し、現在では約1万6000発もの花火が杜の都の夜空を埋め尽くす一大スペクタクルへと進化を遂げました。

七夕本祭へと続く「最高のプロローグ」


この花火大会は単なる独立したイベントではなく、翌日(8月6日)から始まる「仙台七夕まつり本祭」に向けた、この上なく贅沢なプロローグ(前夜祭)としての役割を担っています。

浴衣姿で熱々の花火を堪能した翌朝には、街中が豪華絢爛な和紙の笹飾りに包まれるという、息を呑むような美しい場面転換こそが仙台の夏の真骨頂です。真夏の宮城を訪れる際は、ぜひ「8月5日の夜」からスケジュールを空けて、この熱気と感動を現地で体感してみてください。