【解説】生産量日本一!海のパイナップル「ホヤ」が持つ驚きの味覚とは?
宮城県クイズ 第10問
問題
宮城県が全国トップの生産量を誇り、そのゴツゴツとした見た目から「海のパイナップル」とも呼ばれる「ホヤ(マボヤ)」。
鮮度抜群のホヤは独特の風味と旨味で酒飲みを虜にしますが、実は「人間の味覚」に関する驚きの特徴を持っています。
それは次のうちどれでしょう?
- 【1】 食べると一時的に「辛味」を全く感じなくなる
- 【2】 人間が感じる「五つの基本味(五味)」をすべて持っている
- 【3】 冷たい水と一緒に食べると「熱」を感じる
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正解と解説
【2】人間が感じる「五つの基本味(五味)」をすべて持っている
宮城県が全国トップの生産量を誇り、その独特の形状から「海のパイナップル」とも呼ばれる「ホヤ」は、人間が感じることができる「甘味・塩味・酸味・苦味・旨味」の5つの基本味(五味)をすべて兼ね備えている、世界でも極めて珍しい奇跡の食材です。
海そのものを食べているような磯の香りと、五味が複雑に絡み合う奥深い味わいは、「一度ハマると抜け出せない」と言われるほど強烈な中毒性を放ち、宮城の美味しい地酒を語る上では絶対に欠かせない最高のお供となっています。
水が甘くなる!?ホヤだけが起こす魔法
五味をすべて持つホヤならではの、とても面白い「味覚の魔法」があります。それは、ホヤを食べた直後にただの「水」を飲むと、水が驚くほど甘く感じられるという現象です。
これはホヤに含まれる特殊な成分が人間の味蕾(味覚センサー)に働きかけることで起こる錯覚なのですが、この不思議な体験はホヤを食べる際の大きな醍醐味です。お酒を飲んだ後にチェイサーの水を飲むとジュースのように甘く感じるため、「ホヤをツマミにするとお酒が無限に飲めてしまう」と呑兵衛たちから恐れられつつも熱狂的に愛されています。
嫌いな人は「古いホヤ」を食べているだけ!
ホヤは非常に好みが分かれる食材として知られていますが、実は「ホヤが苦手・臭い」という人のほとんどは、鮮度が落ちて独特のアンモニア臭が出てしまった古いホヤを食べたことが原因です。
ホヤは「お湯を沸かしてから海に採りに行け」と言われるほど鮮度が命です。宮城県内の飲食店などで提供される「朝採れの新鮮なホヤ」には嫌な臭みが全くなく、フルーツのように瑞々しくて爽やかな甘みが口いっぱいに広がります。宮城を訪れた際は、ぜひ「本物のホヤ」を食べてこれまでの概念を覆してみてください。
夏バテ防止にも!栄養満点のスーパーフード
ホヤの旬は、初夏から夏(5月〜8月頃)にかけてです。梅雨を越えるとさらに肉厚になり、甘みと旨味が最高潮に達します。
美味しいだけでなく、疲労回復に効く「グリコーゲン」や、若返りのビタミンと呼ばれる「ビタミンE」、さらには鉄分や亜鉛などのミネラルも豊富に含まれており、低カロリーなのに栄養満点の天然のスーパーフードとしても注目を集めています。お刺身だけでなく、殻ごと焼いた「焼きホヤ」や「ホヤの天ぷら」も絶品です。
