【解説】レトロな街の名物「焼きカレー」誕生の意外な理由とは?
福岡県クイズ 第3問
問題
福岡県北九州市の人気観光地「門司港レトロ」を代表するご当地グルメといえば「焼きカレー」です。
昭和30年代に門司港の喫茶店で誕生したと言われていますが、そもそもどのようなきっかけで考案された料理でしょうか?
- 【1】 余ったカレーをオーブンでグラタン風に焼いてみた
- 【2】 イギリスの船乗りが持ち込んだオーブン料理を真似した
- 【3】 門司港の特産品であるチーズを大量消費するために考案した
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正解と解説
【1】余ったカレーをオーブンでグラタン風に焼いてみた
門司港の名物「焼きカレー」は、昭和30年代に門司港にあった喫茶店で、余ったカレーをグラタン風にオーブンで焼いてみたことがきっかけで誕生したと言われています。
当時の店主が、残ったカレーをそのまま捨てるのはもったいないと考え、耐熱皿に入れて卵やチーズをのせて焼いたところ、香ばしく驚くほど美味しい料理に生まれ変わったのです。
この偶然の産物とも言えるアイデア料理は、またたく間に口コミで広がり、現在では門司港を訪れる観光客が必ずと言っていいほど口にする看板グルメとなりました。
香ばしさと「とろ〜り」がたまらない魅力
焼きカレーの最大の魅力は、オーブンでじっくり焼き上げることで生まれるチーズの香ばしさと、中に隠された半熟卵のまろやかな味わいです。
スパイシーなカレールーと、とろりと溶け出す卵、そして焦げ目のついたチーズが口の中で絶妙なハーモニーを奏でます。
現在では門司港エリアだけで30店舗以上が独自の焼きカレーを提供しており、シーフードをたっぷり使ったものや、北九州名物のフグをトッピングしたもの、こだわりのスパイスを数十種類配合したものなど、食べ歩きを楽しむのも醍醐味の一つです。
国際貿易の拠点「門司港レトロ」の雰囲気
この料理がこれほどまでに愛されている背景には、門司港のレトロな街並みという最高のスパイスがあります。
明治から大正時代にかけて国際貿易港として繁栄した門司港には、今も当時の面影を残す赤レンガの建物や洋館が立ち並んでいます。
洋食文化が早くから定着していた土地柄だからこそ、カレーをオーブンで焼くというハイカラなスタイルがすんなりと受け入れられ、街の雰囲気と重なり合って「門司港ならではの味」として定着しました。
「焼きカレーMAP」を片手に散策
門司港駅周辺では、各店舗の焼きカレーの特徴をまとめた「焼きカレーMAP」が配布されています。辛さのレベルや具材の種類、お店の雰囲気(昔ながらの喫茶店やオーシャンビューのレストランなど)が詳しく記載されており、自分好みの一皿を見つけるための必須アイテムとなっています。
また、お土産用としてのレトルト商品も充実しており、自宅で手軽に門司港の味を再現できる点も、観光客にとって大きな魅力となっています。
