【解説】政宗公も愛した「ずんだ餅」の名前の意外な由来とは?

宮城県クイズ 第3問

問題

枝豆をすりつぶして甘く味付けした餡(あん)を、お餅に絡めた宮城県の郷土料理「ずんだ餅」。
この「ずんだ」という独特な名前の由来には「豆を打つ(豆打)」など様々な説がありますが、その中でも有名な伝説の一つに「伊達政宗の”ある持ち物”が関係している」という説があります。
それは次のうちどれでしょう?

ヒントを開く

  • 【1】 戦場でかぶる「兜(かぶと)」
  • 【2】 指揮を執るための「軍配(ぐんばい)」
  • 【3】 腰に差していた「陣太刀(じんだち)」

正解は↓↓こちら!

正解と解説

【3】腰に差していた「陣太刀(じんだち)」

宮城県を代表する名物スイーツ「ずんだ餅」。その名前の由来には諸説ありますが、最も有名な伝説の一つが、仙台藩主・伊達政宗公が出陣の際に、自らの腰に差していた「陣太刀(じんだち)」の柄(え)の部分を使って枝豆をすりつぶしたことから、「じんだち餅」がなまって「ずんだ餅」になったという説です。

戦国武将らしい非常に荒々しくもロマンのあるエピソードですが、歴史的には他にも有力な説が存在します。豆を打つ(つぶす)という意味の「豆打(ずだ)」がなまったという説や、「甚太(じんた)」という名の農民が政宗公に献上したからという説など、由来が一つに定まらないほど古くから地元の人々に愛され、語り継がれてきた奥深い郷土料理なのです。

手間暇が生み出す「鮮やかなウグイス色」


ずんだ餅の最大の魅力は、なんといっても宝石のように鮮やかで美しい「ウグイス色(黄緑色)」にあります。

この色を出すためには、茹でた枝豆をさやから出すだけでなく、豆の表面についている薄皮をひと粒ひと粒丁寧に手作業で剥くという大変な手間がかかっています。この薄皮を綺麗に取り除くことで、雑味のない純粋な枝豆の甘みと、あの美しいウグイス色を持った極上の「ずんだ餡」が完成するのです。

夏の涼を呼ぶ「爽やかな香りとコク」


一般的な小豆の餡(あんこ)とは違い、枝豆特有の青々とした爽やかな香りと、コクのあるまろやかな甘みがずんだ餅の特徴です。

もともとはお盆の時期によく作られていた夏の風物詩であり、少し粒感が残るように粗めにすりつぶされたずんだ餡が、柔らかなつきたてのお餅と絶妙に絡み合う食感は、老若男女問わず誰もが笑顔になる美味しさです。

若者にも大人気!進化するずんだスイーツ


かつては「餅」として食べるのが主流でしたが、現在ではその美味しさが全国に知れ渡り、「ずんだシェイク」や「ずんだロールケーキ」「ずんだパフェ」など、様々な絶品スイーツへと進化を遂げています。

特にバニラ風味のシェイクにずんだの粒感をミックスした「ずんだシェイク」は、有名芸能人がテレビで大絶賛したことをきっかけに全国的な大ブームとなり、今や仙台駅などで常に行列ができるほどの人気ぶりです。宮城を訪れた際は、伝統の味から最新スイーツまで、めくるめく「ずんだ尽くし」の旅を満喫してみてください。