【解説】鮮やかな色使いが魅力!九谷焼の基本となる「5つの色」の総称は?
石川県クイズ 第6問
問題
石川県を代表する伝統工芸品「九谷焼(くたにやき)」。
大胆で力強い絵付けが特徴ですが、その彩色には伝統的に「赤・黄・緑・紫・紺青(こんじょう)」の5つの色が使われます。この基本となる5色の伝統的な色使いを総称して、何と呼ぶでしょう?
- 【1】 九谷五彩(くたにごさい)
- 【2】 加賀五彩(かがごさい)
- 【3】 金沢五色(かなざわごしき)
正解は↓↓こちら!



正解と解説
【1】九谷五彩(くたにごさい)
石川県を代表する伝統工芸品「九谷焼」の基本となる「赤・黄・緑・紫・紺青」の5つの色使いは、総称して「九谷五彩(くたにごさい)」と呼ばれています。
この九谷五彩を用いた「上絵付け(うわえつけ)」と呼ばれる技法によって、絵柄がガラス質のように分厚く盛り上がり、力強くも華やかで、他にはない独特の重厚感と芸術性が生み出されます。色鮮やかな色彩は、冬は雪に覆われて白やグレーの景色が多くなる北陸の風土だからこそ、生活に彩りを求めて発展したとも言われています。
一度は途絶えた!?「古九谷」の謎
九谷焼の歴史は江戸時代前期に遡りますが、実は開窯からわずか50年ほどで、突然生産がストップしてしまったというミステリーが存在します。
この初期に作られた貴重な作品は「古九谷(こくたに)」と呼ばれ、現在でも非常に高い美術的評価を受けています。なぜ突然作られなくなったのかは「藩の財政難」や「幕府からの警戒」など諸説あり、未だに完全な謎に包まれています。その後、約100年の空白期間を経て「再興九谷」として復活し、現代へと受け継がれました。
現代の食卓に馴染むモダンな進化
「伝統工芸品=敷居が高い」というイメージを持たれがちですが、現在の九谷焼は日常使いしやすいモダンなデザインへと素晴らしい進化を遂げています。
九谷五彩の鮮やかな色合いを活かしながらも、ドット柄やストライプ、可愛らしい動物モチーフ、さらには有名キャラクターとのコラボ商品なども多数登場しています。和食だけでなく洋食やスイーツにも見事にマッチするため、若い世代からも絶大な支持を集めています。
お土産や贈り物に最適な「一生モノ」
金沢市内や加賀温泉郷などの観光地には、九谷焼の専門店やセレクトショップが数多く点在しており、お店巡りも石川観光の大きな楽しみの一つです。
数千円で買える豆皿やマグカップなどはお土産として大人気で、食卓に一つあるだけでパッと華やかな雰囲気を演出してくれる「一生モノ」の器になります。旅の思い出を形に残す最高の品として、ぜひ自分だけのお気に入りの一枚を見つけてみてください。
