【解説】幻の黒いちじく!宝達志水町特産「黒蜜姫」の完熟のサインとは?

石川県クイズ 第4問

問題

石川県内でトップのいちじく生産量を誇る「宝達志水町(ほうだつしみずちょう)」。ここで栽培され、「幻の黒いちじく」とも呼ばれる高級品種『黒蜜姫(ビオレソリエス)』は、とろけるような濃厚な甘さが特徴です。この黒蜜姫が一番美味しい「完熟」を迎えると、果実の見た目に”ある変化”が現れますが、それは次のうちどれでしょう?

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  • 【1】 おしりから蜜が溢れ出す
  • 【2】 皮が黄金色に輝き始める
  • 【3】 表面に白い粉が吹き出す

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正解と解説

【1】おしりから蜜が溢れ出す

石川県宝達志水町の特産品である黒いちじく「黒蜜姫」は、一番美味しい完熟の状態になると、果実の底(おしりの部分)からトロリとした甘い蜜が溢れ出してくるのが最大の特徴です。

「蜜が出ていると傷んでいるのでは?」と勘違いされることもありますが、実はこれこそが糖度が極限まで高まり、最高に美味しくなったというサインなのです。一般的な赤いいちじく(桝井ドーフィン)とは一線を画す、ジャムのようにねっとりとした食感と濃厚な甘みは、一度食べたら忘れられない強烈なインパクトを持っています。

栽培が難しい「幻の黒いちじく」


黒蜜姫の正式な品種名は「ビオレ・ソリエス」といい、本場フランスでは非常にポピュラーですが、日本では栽培が極めて難しいことで知られています。

樹の勢いが強すぎて実がつきにくいため、国内でもごく限られた農家しか生産に成功しておらず、「幻の黒いちじく」と呼ばれるほど希少価値の高い高級フルーツとなっています。宝達志水町の農家さんたちが長年の研究と工夫を重ねた結果、この奇跡のような果実を安定して実らせることに成功しました。

皮ごと丸かじりできる極上の柔らかさ


黒蜜姫のもう一つの魅力は、皮が非常に薄くて柔らかいため、剥かずにそのまま「皮ごと丸かじり」できることです。

皮のすぐ下には栄養と旨味がたっぷり詰まっており、濃厚な甘みの中にほんのりとした酸味が加わって、最高のバランスを生み出します。生ハムと合わせてお洒落な前菜にしたり、ケーキやタルトに乗せても宝石のように黒く艶やかな見た目が美しく、高級レストランなどでも重宝されています。

秋の直売所には行列ができるほどの人気!


宝達志水町では、完熟の美味しさをそのまま味わってもらうため、農家さんが直接販売する「直売所スタイル」が多く見られます。

黒蜜姫の収穫時期である9月下旬から11月上旬にかけては、朝採りの新鮮な黒いちじくを求めて、県内外から多くのお客さんが直売所に行列を作ります。また、地元の和菓子店やケーキ屋さんでは、特産のいちじくを使った絶品ジャムやスイーツも多数販売されているため、秋の石川県を訪れた際は「いちじく巡り」のドライブを満喫してみてはいかがでしょうか。