【クイズの解説】いろんなサケの呼び名
さかなクイズ
正解と解説
【3】けいじ
「シロサケ」の標準和名は単に「サケ」ですが、「サケ」では「ベニザケ」・「ギンザケ」と区別がつかないので、一般には「シロサケ」の名前が通用しています。「サケ」を「シャケ」と言っている人もたくさんいます。
色んな呼び方
北海道では、「サケ」は秋になると産卵のために戻ってくるので「秋サケ」「秋味(あきあじ)」とも呼んでいます。
北海道でとれる「秋サケ」のうち山形県、新潟県の川に戻る「サケ」はまだ成熟途中で鼻の曲がりも少なく、目と口の間の長さが短いので「目近(めじか)」と呼んでいます。
さらに、「秋サケ」に混じって「鮭児(けいじ)」と呼んで、脂ののり具合もよくおいしく、一切れがなんと3,000円以上もする高価なサケもあります。この魚はオホーツク海を回遊し、翌年以降にロシアの川に産卵する未成熟魚ですが、日本の近くに回遊してきたときに獲れる魚です。