【クイズの解説】初夏が旬「イサキ」

正解と解説

【2】塩焼き

イサキの旬は初夏。脂がよく乗り、塩焼き、刺身がたいへん美味しい魚です。煮付け、揚げ物、中華風蒸し物、ブイヤベース、アクアパッツァにもよく、骨は硬くて鋭いため食べる際には注意が必要です。また、内臓から痛むので、入手したらなるべく早く内臓を抜いて保存したほうがよいでしょう。

沿岸の浅い岩礁域や内湾にすみ、昼は海藻や岩礁の陰で休んで、夜になると海面近くに現れ、アミなどの小型甲殻類や小魚を餌としています。

幼魚には体側に黄褐色の縦縞（たてじま）が３本ありますが、成長とともに薄れて行き、成魚では気分によって現れる程度になります。

生まれてから3年で20〜30cmに成長します。定置網、刺し網、底曳網、釣りなどで漁獲される高級魚です。産卵期には群れを作って沿岸に寄ってくるため漁獲量が多くなります。

★参考： イサキ｜おさかなギャラリー