【クイズの解説】寒くなると出荷が増えるマダラ

さかなクイズ 第120問

Quiz問題

体に金色の「まだら」模様があるマダラ。京都の名物料理にも使われ、塩を一切使わずに1ヶ月以上寒風にさらしたものを何と呼ぶ?

Q95:201501⇒Q120:202312

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  • 【1】 白子
  • 【2】 マダラコ
  • 【3】 棒だら

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正解と解説

【3】棒だら

寒くなると入荷が増えるマダラは、トロール、延縄、刺し網などで漁獲される重要魚種です。日本では、島根県以北の日本海、茨城県以北の太平洋、およびオホーツク海に分布しています。

体に金色の「まだら」模様があり、これが和名の由来とされています。上顎は下顎より先に出ており、下顎の先端にはひげが一本あります。

身はよく締まった白身で、ちり鍋の他に、フライ、昆布締めなどで賞味します。塩を一切使わずに、1ヶ月以上寒風にさらして作った「棒だら」は、その独特の食感と風味から、京都の名物料理「芋棒」に欠かせないものです。

精巣(白子)は「キクコ」「タチ」などと呼ばれ、鍋物、刺身、天ぷらとして珍重されています。一方、「マダラコ」と呼ばれる卵巣は、大きい上に、皮目が黒くて見た目が悪いため、人気は今一つですが煮付けや醤油漬けが人気です。

★参考: マダラ|おさかなギャラリー

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