腹黒い魚「サヨリ」

さかなクイズ 第79問

問題

春が旬で、刺身、寿司だね、椀だね、天ぷら、塩焼き、干物などに料理される白身魚の高級魚「サヨリ」。この魚は俗に「見かけによらず腹黒い人」の例えに使われますが、それはなぜでしょう?

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  • 【1】 長い口先を使って昆虫をだます
  • 【2】 腹腔膜が真っ黒
  • 【3】 漁獲されると死んだフリをする

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正解と解説

【2】腹腔膜が真っ黒

細魚、針魚と書いてサヨリと読む通り、すらりとした魚体と細長い下あごが特徴です。この下あごの先端は、生きているときには紅を差したように赤く染まっています。

内湾の水面直下を群れて泳ぎ、動物プランクトンを下あごですくい取って食べます。腹皮が真っ黒なので、俗に「見かけによらず腹黒い人」の例えに使われることがあります。

「さより二艘曳き(2そうびき)」という専門の漁法を主体に、旋網、刺し網、定置網、すくい網、釣りなど漁法は多彩。サヨリは4〜7月に岸辺の海藻などに卵を産み、寿命は2年余りと考えられています。北陸、常磐、瀬戸内海での漁獲量が多く、漁獲量の多い季節は、冬(11〜12月)と春(4〜5月)の二つの時期。一般的には、産卵前の春(3〜5月)が旬なのですが冬場も「初物」として評価されています。

味は淡白な中にも香りと甘味があって美味しく、刺身、寿司だね、天ぷら、椀だねに用いられる白身の高級魚として扱われています。腹皮には臭みがあるので、入手したら冷蔵庫にしまう前にワタ抜きをしておきましょう。

★参考: サヨリ|世界のおさかなギャラリー

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