【クイズの解説】民間企業がチリでサケの海面養殖を開始

さかなクイズ 第70問

Quiz問題

1978年、日本の日魯漁業(現マルハニチロホールディングス)がニチロ・チレ社を設立し、チリで最初の民間企業によるサケの海面養殖をスタートさせました。さて、その養殖地に選定されたのは?

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  • 【1】 プエルト・モント
  • 【2】 セントラル・ヴァレー
  • 【3】 コンセプシオン

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正解と解説

【1】プエルト・モント

 日本ですでに養殖技術を蓄積していた日本の日魯漁業(現マルハニチロホールディングス)は、1978年(昭和53年)ニチロ・チレ社を設立し、1979年にチエロ島の向かい側のプエルトモント市近郊で、チリで最初の民間企業によるサケの海面養殖をスタートさせました。

 養殖は順調におこなわれ、1981年に、チリで初めての海面養殖によるギンザケ130トンが水揚げされました。
ニチロのチリにおける養殖事業は、初めてチリでサケの海面養殖が商業的に成り立つことを実証した画期的なものでした。
このニチロのプロジェクトは、コジャイケの日本/チリ・サケプロジェクト、ドムシー・ファームズ社のチロエ島のプロジェクトのいずれにも影響を与えることになりました。

 チリ政府は、ニチロがギンザケの養殖を通じてチリの経済、産業の発展に貢献したことに感謝し、ニチロの社長にベルナルド・オ・ヒギンズ勲章を授与しました。

★参考: 南米チリをサケ輸出大国に変えた日本人たち



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