【クイズの解説】タラバガニは何の仲間?
さかなクイズ
正解と解説
【1】ヤドカリ
タラバの名前に「カニ」の名がありますが、生物学上はヤドカリの仲間です。水深30〜300mぐらいに生息していますが、この生息域がタラの漁場と重なるために「鱈場」の名が付けられました。さまざまな小動物を餌として成長し、成熟まで約10年、寿命は30年に達します。
普通のカニ類(短尾下目)がハサミ脚を入れて5対の脚を持つのに対して、ヤドカリの仲間(異尾下目)であるタラバガニ類は、一対の脚が退化して実質的に4対の脚しか持っていません。
北海道では20世紀の初頭から陸上の缶詰工場で加工が始まり、さらに洋上で缶詰加工する母船式かに漁業(いわゆる蟹工船)が発展しました。
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