【解説】中日ドラゴンズの本拠地「ナゴヤドーム」

愛知県クイズ 第24問

問題

中日ドラゴンズの本拠地として、1997年に完成したナゴヤドーム。野球観戦だけでなくコンサートや運動会、結婚式などのイベントでも利用されている施設です。
ナゴヤドームといえば、「球弁(たまべん)」 や、 横幅100m以上ある大型ビジョン「106ビジョン(いちまるろくビジョン)」など、様々な特徴がありますが、2021年1月1日から新しく変わったことがあります。それは何でしょう?

バンテリンドームナゴヤ・ナゴヤドーム

  • 【1】 大型ビジョンが変わった
  • 【2】 マスコットキャラクターが変わった
  • 【3】 ナゴヤドームの名前が変わった

正解と解説

【3】ナゴヤドームの名前が変わった

2021年1月1日から「ナゴヤドームの名前が変わりました。新しいドームの名前は【バンテリンドームナゴヤ】です。

2020年12月には開場以来初となる命名権(ネーミングライツ)を興和株式会社が取得しました。興和株式会社によるネーミングライツ(命名権)の取得にあたり「ナゴヤドーム」の名称は【バンテリンドームナゴヤ】となりました。

2021年1月1日~2025年12月31日の【5年間】を予定しており、球場自体の命名権としては1997年3月の開場以来初となります。また、セントラル・リーグで命名権を導入した球場はMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島に次ぐ2球団目。

マスコットキャラクター


ドムラ(Domra)が本ドームのマスコットキャラクターとして存在しています。ひょうきんなオランウータンと、優しくて力強いゴリラをイメージし、本ドームのスケールを表したキャラクターとしており、開場当時は外野上部看板の2番目と3番目の間にドムラのイラストを設置していました。球団のキャラクターのドアラとは別物です。

大型ビジョンの改修


2017年にビジョンの大改修を行い、既設のライブビジョンの両側にほぼ同じ大きさのビジョン2機を増設、横幅は106.56mとなり福岡 ヤフオク!ドームに次ぐ日本国内球場では2番目(セ・リーグ本拠地では最大)の大きさとなりました。新しいビジョンは横幅と「ドーム」の語呂合わせにちなんで「106ビジョン(いちまるろくビジョン)」と命名されました。

その他の雑学



雨水を雑用水として利用

ドームで利用しているトイレの洗浄水や、外周にある植栽の散水に、雨水が使われていることを知ってますか? ドームの屋根に降った雨は、地下にある雨水貯留槽に溜められ、ろ過・消毒などの処理をした後、トイレの洗浄水や植栽の散水などの雑用水として利用さています。

球弁(たまべん)

球弁(たまべん)とは、「駅弁」「空弁」を参考に付けられた、ナゴヤドームで売られている弁当を指す総称です。

「球弁」は、中日ドラゴンズにちなんだ野球場らしいものが多く、「弁当屋が作ったもの」「仕出屋が作ったもの」「給食業者が作ったもの」があり、様々な味覚が楽しめるのも特徴です。中でも、ナゴヤ球場時代から販売されていた「ホームラン弁当」は、ドラゴンズの選手がホームランを打ったら翌試合には内容が豪華に。

この他にも対戦チームによって内容が変わり、常連を飽きさせない工夫の球弁もあります。また、味噌カツ、名古屋コーチン、愛知県の特産品を使った名古屋めしの球弁もラインアップされていました。

球弁はナゴヤドームおよび中日ドラゴンズの登録商標ではありません。従って他球場でも少数使われています。西武ドームで売られている弁当も球弁と呼ばれていますが、こちらは「きゅうべん」と読みます。

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