【解説】郷土料理「ふなずし」
滋賀県クイズ
正解と解説
【2】ご飯
鮒(ふな)ずしは、塩漬けにした鮒をご飯に漬け込んで発酵させた「なれずし」です。
材料には、琵琶湖の固有種のニゴロブナの子持ちが最も適しています。以前は、各家庭で保存食としてつくられていましたが、近年、ニゴロブナが減少したこともあり、鮒ずしをつくる家庭は減っています。しかし、今でも根強い人気があり、滋賀県の特産品となっています。その味は、独特でかつ絶妙、多くの人に親しまれています。
鮒(ふな)ずしの作り方
作り方は、鮒の鱗をとり、内臓を抜き、腹に塩を詰め、塩漬けにします。3か月以上たって、夏の暑い時期に塩漬けした鮒を桶から取り出し、水で良く洗い、干してから、今度は、ご飯と一緒に桶に漬けこみます。これを「本漬け」といいます。桶に水をはって数か月以上発酵させてできあがります。琵琶湖の「なれずし」には、その他にもハス、ウグイ、オイカワ等があります。
★参考:滋賀県
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