【解説】尾張七宝「七宝焼」
愛知県クイズ
正解と解説
【3】銅・銀
七宝焼の歴史は紀元前までさかのぼりますが、この地で再興されるようになったのは、天保年間(1830年頃)に、尾張国の梶常吉が、オランダ七宝の皿を手がかりにその製法を発見し、改良を加えたのが始まりとされています。尾張七宝を一言で例えると、「緻密な技術、巧の技の結集」といえます。
陶磁器のように土を成形して焼き上げる焼物とは違い、七宝焼は銅又は銀の金属素地を用い、その表面にガラス質の釉薬を施し、花鳥風月、風景などの図柄をあしらったところに特徴があります。特に図柄の輪郭になる部分に銀腺を施す有線七宝は尾張七宝の代表的な技術です。
★参考:愛知県
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