【解説】枝豆の王様!「だだちゃ豆」の名前の意外な由来とは?
山形県クイズ 第1問
問題
山形県鶴岡市(庄内地方)の特産品で、その圧倒的な美味しさから「枝豆の王様」とも呼ばれる高級ブランド「だだちゃ豆」。
独特の香ばしさと深いコクが特徴ですが、そもそも「だだちゃ」とは庄内地方の方言で「ある人物」を指す言葉です。それは次のうち誰でしょう?
- 【1】 おてんば娘
- 【2】 やんちゃな子
- 【3】 おやじさん
- 【4】 おふくろさん
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正解と解説
【3】おやじさん
山形県鶴岡市の特産「だだちゃ豆」の名前の由来は、庄内地方の方言で「お父さん」や「家長」を意味する「だだちゃ」からきています。
かつて江戸時代、枝豆好きだった庄内藩の殿様が、毎日献上される美味しい豆を食べるたびに「どこのだだちゃ(お父さん)が作った豆だ?」と尋ねたことがきっかけで、いつしか「だだちゃ豆」と呼ばれるようになったという、地元に伝わる微笑ましいエピソードがあります。
「とうもろこし」のような甘い香りと深いコク
だだちゃ豆の最大の魅力は、口に入れた瞬間に広がる濃厚な甘みと、とうもろこしを焼いたような芳醇で香ばしい香りです。
サヤには独特の茶色い産毛が生えており、見た目は決して美男美女ではありませんが、一度食べれば一般的な枝豆とは比較にならないほどの強烈な旨味に驚かされます。噛めば噛むほど溢れ出すアミノ酸の深いコクは、まさに「王様」の名にふさわしい至福の味わいです。
門外不出!白山地区で守り継がれる「宝の種」
だだちゃ豆は非常にデリケートな作物で、鶴岡の特定の土壌でしか本来の味が出ないと言われています。中でも発祥の地とされる「白山(しらやま)地区」の種は、農家が代々「門外不出の宝」として大切に守り抜いてきたものです。
他の地域で育てても、わずか数年でその独特の香りと味が失われてしまうため、鶴岡の農家さんの徹底したこだわりと情熱によって、この奇跡のような美味しさが現代まで受け継がれています。
令和3年、文化庁の「100年フード」に認定!
こうした江戸時代から続く伝統と、地域に深く根付いた食文化が評価され、「だだちゃ豆」は令和3年度(2021年度)に文化庁の「100年フード」に認定されました。
100年を超えて受け継がれ、これからも継承していくべき日本が誇る食の財産として認められたのです。現在では「庄内の夏の顔」として全国にその名を知られ、収穫時期の夏には、その最高の鮮度と味を求めて全国から多くのグルメファンが鶴岡を訪れます。
