【クイズの解説】タープを張るために必要なもの
アウトドアクイズ
タープやテントを張る時にはガイドロープを結ぶために、あるものを地面に打ち込む必要があります。これが無いと風で飛ばされたり、タープの張りが調節できなかったりします。
さて、その地面に打ち込むものとは何でしょうか?
- 【1】 ラグ
- 【2】 ペグ
- 【3】 マグ
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正解と解説
【2】ペグ
ペグはガイドロープを固定するために地面に打ち込む必須アイテムです。ペグには種類があり、地面の状況に応じて使い分ける必要があります。
【ペグの使い分け】
比較的柔らかい芝生や土の地面であれば、スチールペグや軽量なアルミペグで十分でしょう。河原など石が多い場所では強度や耐性に優れた鍛造ソリッドペグがあった方が良いでしょう。
キャンプ場などで一見柔らかそうに見える場所でも地中に石が多い場所などもありますので、スチールペグやアルミペグと合わせて鍛造ソリッドペグも準備しておくと安心ですね。
ビーチなどの砂地で使う場合は砂地用のペグがあります。
タープはテントサイトに快適なリビングスペースを作るための必需品です。日除けはもちろん、雨除け、風除けとしても重要な役割を果たしますので、しっかり張れるように練習しておきましょう。
ペグ以外にもタープを張る時には必要な道具がありますのでご紹介いたします。
【ポール】
レクタタープやヘキサタープは基本的に2本のポールでタープを支える形で張ることになります。まずはポールが無ければいけません。
セットにポールが入っていなければ必ず自分で準備しましょう。またポールを追加することでタープ設営のバリエーションが広がりますので、追加してみるのも良いでしょう。ポールの高さを変えることでタープ下の空間が変わりますので、お好みの高さのポールを探してみましょう。
【ガイドロープ&自在】
ガイドロープはタープやテントが風で飛ばないようにペグに固定し、またタープの張りを調節するために必要なものです。ガイドロープが何本入っているか、長さはどのくらいなのかといったことを確認し、足りなければ必要な分を事前に準備しておきましょう。
またガイドロープの長さや張りを調節する自在がついているかどうかも確認しておきましょう。プラスチック製の自在は壊れることがあるので、予備の自在があると安心ですね。
自在が無くてもロープの長さや張りを調節することはできますが、ロープの扱いを勉強する必要がありますので、自在が付いてた方が楽だと思います。
【ハンマー】
ハンマーはペグを打ち込むために必要です。最近はブッシュクラフトの動画などで、現地で適当な石を探しペグを打ち込むシーンを見かけることもあるかもしれませんが、キャンプ場のテントサイトを使用する場合はハンマーを準備しおきましょう。「ちょうど良い感じの石」ってなかなか見つからないですし、打ち込みにくいので慣れてないと怪我することもありますので、ハンマーを用意しておく方が良いでしょう。
ハンマーには「スチールハンマー」「ゴムハンマー」「プラスチックハンマー」といった種類があります。ペグや地面の状況に応じて使いやすいハンマーを用意しておくとタープやテントの設営が楽になりますよ。
【ペグ抜き】
タープやテントを張る時のことばかり考えていると、忘れがちなものの一つがペグ抜きです。力いっぱい打ち込んだペグは場所によっては簡単に抜けないこともあります。
なのでペグ抜きはペグとハンマーとセットで準備しておくことをおすすめします。
ハンマーによっては片側がハンマーでもう片方がペグ抜きになっているものもありますのでおすすめです。
他にも「滑り止めのついたグローブ」や雨対策として「レインポンチョ」などを用意しておくと良いでしょう。
特にレインポンチョは軽量でコンパクトに収納でき、両手も使えるのでオススメです。雨の中で慣れないタープを設営するのは想像以上にハードなので、是非準備しておきましょう。
一人でタープを設営するには少々慣れが必要になります。初心者キャンパーさんには最初の難関かもしれませんね。もしかするとテントを張るより難しいかもしれません。しかし先にご紹介したように必要な道具を揃え、ちょっとしたコツを覚えておけば大丈夫です。
キャプテンスタッグのアウトドアライフには、タープの種類や設営方法、設営のバリエーションやオススメのタープをご紹介した特集記事がたくさんありますのでチェックしてみてください。
ソロキャンプでもタープがあるだけで快適さが変わります。一人でもタープを設置できるようになって、快適なキャンプを楽しみましょう。