ウェディングクリップコラム
みんなの成功例に学ぶ結婚式での持ち込み料の賢い交渉術!
結婚式での衣裳や引き出物、装花にカメラマン…自分たちが気に入ったものを選んでも、ホテルや式場によっては一つずつに持ち込み料がかかることも少なくありません。今回は、持ち込み料がある理由やその相場、実際の成功例をもとにした、持ち込み料を無料にするための賢い交渉術や裏ワザをご紹介します。

目次
  1. 持ち込み料がある理由は「手数料の代わり」
  2. 持ち込み料の相場は?
  3. 無料になることも!成功例から学ぶ交渉術
  4. こんな裏ワザを利用した人も!

持ち込み料がある理由は「手数料の代わり」


結婚式での衣裳や引き出物、装花やカメラマンなどは基本的に会場側が用意しているのではなく、衣裳業者や引き出物業者など、会場と提携しているそれぞれの下請け業者が用意しています。

会場側は下請け業者に仕事を紹介した手数料として、商品代金の30%~60%を受け取ることができるため、反対に外部からの持ち込みがあると本来受け取るはずの手数料は0円になってしまいます。そこで、その0円になってしまう手数料の代わりとして持ち込み料があるのです。

持ち込み料の相場は?


気になる実際の持ち込み料は会場によってもさまざまですが、平均的な相場はアイテムごとに次のようになっています。

アイテム 1点あたりの持ち込み料の相場
ドレス 10,000円~100,000円
カメラマン 10,000円~50,000円
ブーケ・会場装花 50,000円~200,000円
ムービー (会場で上映) 50,000円~100,000円
引き出物・プチギフト 300円~500円
ペーパーアイテム 150円~500円
司会者 20,000円~ ※持ち込み自体NGが多い
ヘアメイク 20,000円~50,000円

会場のパックプランを利用したほうが割安だったり、持ち込み料を払うことで結果的に提携業者が用意するものより高くなってしまうこともありますので、どうしても持ち込みたいアイテムがある場合を除いては、結果的にどちらがお得なのかをよく検討しておく必要があるでしょう。

無料になることも!成功例から学ぶ交渉術


ホテルの場合は交渉に応じてくれないことが多いようですが、ゲストハウスやレストランでは交渉によって持ち込み料を無料にしたという人も少なくないようです。実際の成功例をもとに、賢い交渉術について考えてみましょう。

契約の条件にする


会場側にとっては契約が取れることが最重要ですので、契約前が最も交渉のしやすいタイミングです。他の会場と迷っていることや、持ち込み料を無料にしてくれたら今日契約する…といったように、契約するうえでの条件として提案をしてみましょう。「お金をかけたくないから…」といった理由よりも「ここは自分たちのこだわりがあるから…」といった理由を持ち出したほうが好印象を与えるでしょう。

会場側の利益も考慮する


結婚式の中で会場側にとって最も利益率が高いのは料理といわれています。そのため、料理のランクを落とさない、もしくはランクを上げる代わりに持ち込み料を無料にしてもらえるよう交渉をすることも有効です。

また、結婚式のプランでは基本のプランだけでは物足りないと感じることも多く、そこにオプションを付けさせることで会場側が利益を上げていることも少なくありません。

そのため、もしオプションを付ける予定があれば、オプションを付ける代わりに持ち込み料を無料にしてもらえないか交渉をしてみましょう。

法律的な問題はないのか聞いてみる


持ち込み料があまりにも高額で、実質的に持ち込みを禁止しているような場合には「持ち込みの規制は独占禁止法や消費者契約法10条に違反しているので無効になると聞いたのですが…」と聞いてみるのも一つの手です。

ただし、会場側にとってこのような話を出されることが気分のよいものではありませんし、今後の関係もあるため、なるべく穏便な交渉を心がけるようにしましょう。

こんな裏ワザを利用した人も!


交渉をしても持ち込み料が無料にならなかった場合や、契約後にやっぱり持ち込みをすることになった場合は、次のような裏ワザで節約ができたケースもあります。

手作り品・ゲストを利用する


会場の装飾に自分たちの手作り品を使ったり、ウエルカムボードを友人からプレゼントしてもらったりする場合は持ち込み料がかからない会場も多いようです。また、ゲストの中にカメラやヘアメイクが得意な人がいる場合は、ゲストにお願いをすることで持ち込み料が免除されることもあります。

外部の業者に負担してもらう


最近では引き出物業者や衣裳業者が持ち込み料を負担してくれるというケースも増えてきています。
業者にとっては持ち込み料分を差し引いても大きな利益を得られることが多いため、「提携外の業者の場合は持ち込み料がかかるので迷っている」といったように相談をしてみると、意外と快諾してもらえるかもしれませんよ。

会場の外で渡す


少人数でのウエディングや、リゾートウエディングなどでゲスト全員と式の後にも会える時間がある場合は、会場外で引き出物を渡すことで持ち込み料をかけないことができます。また、配送料はかかりますが、式の当日に「引き出物は後日ご自宅にお届けします」と案内をして、後日直接ゲストに配送する方法もおすすめです。
持ち込み料の問題を避けるには、言うまでもなく最初から持ち込み料がかからない会場を選ぶことが一番です。また、カメラマンや会場装花などの場合は、提携業者のほうが会場に慣れているためミスなどのリスクが低い可能性もあります。
頭ごなしに持ち込みを優先するのではなく、どちらが本当に自分たちの理想の結婚式に合っているかをよく検討してみましょう。そして、希望の会場で持ち込み料がかかる場合には、契約前にぜひ一度交渉をされることをおすすめします。

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