裏磐梯高原は、日本国内で指折りの自然景観を有する高原リゾート地。
東北、福島県北部(北塩原村)にある磐梯山の麓、標高800mのところに位置しています。

日本百名山である磐梯山、桧原湖、五色沼など裏磐梯を代表する景観スポットの他、神秘的な湖沼群や清流など、自然が創りだした景勝地の魅力が沢山揃っています。

宝の山「磐梯山」

豊かな湖沼と清らかな川の流れ、緑あふれる山々。
北塩原村は美しい自然に囲まれ、そのほとんどが磐梯朝日国立公園に含まれています。

その中心をなしているのが、宝の山「磐梯山」です。

1888年(明治21年)磐梯山頂北側、小磐梯を含む部分が水蒸気爆発によって山体崩壊を起こしました。
岩なだれが川をせき止め、数百もの湖沼がこの時に形成されます。桧原湖、秋元湖、小野川湖をはじめ、それらに挟まれるように位置する数十の湖沼群が「五色沼」です。
五色沼は2016年、ミシュラン・グリーンガイド1つ星の評価を受けています。

様々な湖沼の色を楽しめる五色沼、エリア内あちこちで見られる雄大な風景、温泉など、磐梯山は数々の恵みの宝を与えてくれました。

元は「いわはしやま」と読み、「天に掛かる岩の梯子」を意味します。
磐梯山の南側が表磐梯、北側が裏磐梯と呼ばれており、表磐梯から見る山体は整った形をしていますが、裏磐梯から見ると、一変して山体崩壊の跡の荒々しい姿を見せます。
2007年には日本の地質百選に選定、また2011年には日本ジオパークに認定されました。

裏磐梯の成り立ち

明治21年(1888年)7月15日の磐梯山大爆発により裏磐梯が位置する北側は荒々しい火口壁を見せ、また、この時に流下した岩なだれによる川のせき止めで、桧原湖や五色沼をはじめとする裏磐梯の湖沼群が誕生しました。戊辰戦争よりも20年もあとのことです。

エリア最大の湖、桧原湖も川がせき止められてできたもの。噴火後約2年の歳月をかけて、今の大きな湖となりました。

裏磐梯は、春は新緑、夏は深緑、秋は紅葉、冬は銀世界と移り変わる美しい景色を持ち、昭和25年(1950年)に磐梯朝日国立公園に指定されました。

自然の素晴らしさを体感できる場所

「どこを写真に撮っても画になる場所」「自分の目で見る景色は、写真で感じるものと全然違う感動」これは訪問されたお客様からの言葉です。噴火から130年かけて自然が再生したパワーはあちこちにみなぎり、見応えのある豊かな景観へとなりました。

地形や岩肌から感じるものだけでなく、今裏磐梯には様々な動植物も生きています。

野生動物は昼間見られることは少ないですが、冬には夜が明けると雪の上に動物の足跡が残り、共生していることを体感します。森の中だけではなく歩道や家の前にも美しい足跡を残していくのですから。また裏磐梯は、重要野鳥生息地(IBA)として国際基準で認定されています。水辺から亜高山帯まで様々な生息環境のため野鳥の種類はとても多いです。

そして自然の中でのアクティビティも豊富で、グリーン季・冬季それぞれの体験ができます。

カヤック体験のイメージ画像

「自然が好き」という方はもちろん、「普段都会にいて自然がいい、とあまり思ったことがない」という方にもぜひ来訪いただきたいです。
きっと日常生活では気づいていなかった感情が動くと思います。

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