イントロダクション

沖縄(ウチナー)に伝わる<マブイストーン>

ウチナーグチのマブイストーン ウチナーグチが使えなくなる
石敢當(いしがんとう)のマブイストーン 石敢當の神通力がなくなり、事故や災害が多発する
テーゲーのマブイストーン テーゲーじゃなくなる
エイサーのマブイストーン エイサーが出来なくなる
チャーガンジューのマブイストーン 不健康になる
いちゃりばチョーデーのマブイストーン 人類みな他人と思うようになる
トートーメーのマブイストーン うやふぁーふじを大事にしなくなる
命どぅ宝のマブイストーン 命を軽く考える
カチャーシーのマブイストーン カチャーシーが出来なくなる

琉神マブヤー用語解説

アグー 沖縄の在来豚。
黒豚で、お腹が地面につきそうなほど出っ張っている。
豚の在来種は全国でもめずらしい。
あちこーこー 「熱い」という意味。
テーマ曲の中で「あちこーこーのハートで」という歌詞が出てくる。
あががが! 「あいたたた!」の意味。
第1話でクレアにビンタを引っ張られたカナイがこう言う。
沖縄ではつねったり叩いたりされると、「痛い!」ではなく「あがっ!」って言うよ。
石敢當
(石敢当とも書く)
沖縄でもっともポピュラーな魔除けのひとつ。
ちょっと沖縄を歩けばすぐに見つけることが出来る。
一般的に長方形の石碑で、T字路や三叉路の突き当たりにあるのが基本形。
ウチナー テーマ曲の中で「ウチナーが危ない」という歌詞が出てくる。
「沖縄」の意味。
ウチナーグチとは「沖縄方言」という意味。
エイサー 本土でいうところの盆踊り。
青年団単位で季節がくると本番まで連日夜遅くまで練習する。
沖縄県外に就職している青年も、エイサーのために帰ってくる。
地域ごとに何百とある青年団それぞれでビミョーに踊り方などがちがうのも魅力のひとつ。
クーバー 悪の軍団マジムンの「ショッカー」的な役回りの怪人。
ウチナーグチでは「蜘蛛(くも)」のこと。
シーサー 沖縄の代表的な魔除け。獅子の形をした置きもの。
よく屋根の上や門に鎮座している。
マブヤーのコーチであり、よきパートナーのケンはシーサーだ。
スーパーメーゴーサー 琉神マブヤーの必殺技。
「メーゴーサー」は直訳すると「ゲンコツ」。
沖縄では、おしおきの意味で、悪いことをした子供に、「メーゴーサーしようねー」と言ったりする。
たっぴらかす 琉神マブヤーが悪の軍団マジムンと戦うときに、つぶやく言葉。
「叩きのめす」という意味。
チャーガンジュー 直訳すると「ずっと健康(頑丈)」の意。
あいさつのときに使うのが一般的。
「おばぁ、チャーガンジューね~?」
ちゅー 沖縄で「キス」のこと。
「さぁ、キスしよう」は、「だー、ちゅーしよう」となる。
チリ箱 沖縄では「ゴミ」のことを「チリ(塵)」と言うので、ゴミ箱もこの通り。
第2話のゴミ捨て…いや、チリ捨てカップルが使う。
ティーダヤーチュー 第6話で初登場した必殺技。
直訳すると、「ティーダ(太陽)」の「ヤーチュー(お灸)」。
ティーダの力で繰り出す、6000度のお仕置きだ!
でーじ テーマ曲やサブタイトルで出てくる。
「とても」「大変」という意味。テーマ曲では「デージ超やばい」という使われ方で出てくる。
サブタイトルで必ず使われる「でーじなってる」や「でーじなとん」は「大変だ」「おおごとだ」という意味。
でーじチビライ! 「とても素晴らしい」の意。
第1話の後半でオバァが言う。
ニライカナイ ニライカナイとは理想郷という意味。
琉神マブヤーはニライカナイの戦士である。
ハブデービル マジムンの首領の名前。
ハブのあとの「デービル」は、英語の「デビル」とウチナーグチの「でーびる」がかかっている。
「でーびる」は「~です」といった意味で、「ハブでーびる」は普通に訳すと「ハブです」となる。
はいさい、はいたい 「こんにちは」の意。
「はいさい」は男性が、「はいたい」は女性が使う。
ハゴー クーバー1号、2号の鳴き声(?)。
本来は「汚い」「醜い」という意味。
第1回目の放送で、悪の軍団マジムンがウチナーグチのマブイストーンを奪い、沖縄からウチナーグチが消えた際、クーバーたちが「ハゴー」と鳴くと、リーダーの「ハブデービル」に「ウチナーグチをしゃべるな」と怒られるシーンがあった。
ちなみに「ハブデービル」は「ハゴー山」出身。
パッパラパー 「アンポンタン」みたいな意味。
ケンの口癖で、第5話から好んで使う。
ひんぎれ~ 悪の軍団マジムンが、琉神マブヤーにやられて退散するときに言う。
「逃げろー」という意味。
なぜか悪の軍団マジムンは、琉神マブヤーとすれ違うようにして退散する。
マジムン 沖縄で、「魔物・妖怪・バケモノ」の総称。
マブイグミ 直訳すると「マブイ(魂)をクミる(込める、入れ直す)」。
沖縄ではビックリしたりすると魂を落とすと言われ、家に帰ってから気づいたとしても、落としたところまで戻ってマブイグミする風習がある。
本土的にいうと、「痛いの痛いの飛んでいけ~」と似てるが、あれよりかなりマジでやる。
マブヤー 「マブヤー」「マブイ」とは沖縄で「心、魂、精神」のことを意味します。
ヨーガリー 「やせっぽち」の意。
第7話で、デブのメタボっちゃんがカナイにこう言う。
琉球三山時代 14世紀、沖縄本島が3つの国に分かれていた時代。

番組の冒頭で「琉球三山時代よりも昔、この島を治めていた九頭の竜が姿を変えたというマブイストーンを巡って、悪のマジムンと琉神マブヤーの戦いが始まった」という解説がある。

ワタブー 直訳すると「ワタ(腹)ブー」。「太っちょ」の意。
第7話でカナイがケンに言う。

[用語解説]
菊地 馨 http://kazamidori.net/kaoru/
マブヤープロジェクト