日本一の和歌山みかんの季節です。和歌山のみかんと言えば、まず思い浮かぶのが紀の国屋文左衛門(きのくにやぶんざえもん)、そして生産量全国一。紀の国屋文左衛門が江戸へ出荷し財を成したみかんは現代のみかんではなく、小みかんという品種。現在では鏡餅(かがみもち)に添える橙(だいだい)の代わりとして出荷されているに過ぎない。 現在出荷されるみかんのほとんどは種なしの“温州みかん”だ。てっぺんまで石垣階段のようなみかん畑が連なる山々。温暖な気候と、保温・排水・光の反射効果のある石垣型みかん園が、美味しいみかんを育てる。 市場には初夏からハウスみかん、続いて“極早生みかん”“早生みかん”など、出荷最盛期の冬には“完熟みかん”が出回る。2月以降には、海南市下津町のこだわり“蔵出し しもつみかん”が有名だ。12月に収穫した完熟みかんを、木造土壁の貯蔵倉庫で、糖・酸のバランスを調整し、出荷する。みかんが育った段々畑の中に建てられた貯蔵庫は、土壁の自然な温度・湿度調整によって、絶妙な風味を造り上げる。じっくりねかせた逸品を是非召し上がれ。
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こだわりの極上みかんジュース味一(あじいち)みかん”は、糖度12度を超える甘さとコクが特徴の希少なみかん。最近では、フィルムを地面に敷き、ドリップ式で少しずつ水分を与え、土壌水分をコントロールするマルチドリップ式栽培や有機・低農薬栽培など最新の栽培法で良質な“味一みかん”を供給している果樹園もある。 その“味一みかん”のみを原料とした贅沢(ぜいたく)なジュースが人気だ。原料だけでなく、その製法にもこだわりが詰まっている。通常の製法では一緒に搾られる外皮を丁寧にむき、フクロごと搾って作られたジュースは、食物繊維をたっぷり含みとろみのある深い味わいが楽しめる。 |
みかん酢温州みかんジュース・ワイン酵母とビネガーの発酵菌で作られた果実酢。長期熟成によるまろやかで爽やかな(さわやかな)酸味が、飲みやすい健康飲料としても話題になっている。 |
みかんマーマレード香料・防腐剤・着色料を一切使わない自然な味わいのみかんマーマレード。ペクチンも使っておらず、やわらかな食感と自然な甘みが楽しめる。あまなつ、レモン、キウイなど様々な味も楽しめる5種詰め合わせで。 |
「和歌山のお取り寄せ」掲載商品は、インターネットショッピングサイト: 但し、“蔵出し しもつみかん”のお取り寄せは、JAながみね しもつ総合選果場 お問い合わせ先「ふるさと和歌山わいわい市場運営協議会」 |