【解説】国宝「臼杵石仏(うすきせきぶつ)」

大分県クイズ 第4問

問題

臼杵石仏(磨崖仏)は、わが国を代表する石仏群で、国宝に指定されまています。さて、その石仏は何体あるでしょう?

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  • 【1】 4体
  • 【2】 35体
  • 【3】 約60体

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正解と解説

【3】約60体

古園石仏大日如来像に代表される臼杵石仏(うすきせきぶつ)は、大分県臼杵市深田にある磨崖仏で、平安時代後期~鎌倉時代にかけて彫刻されたと言われています。

その規模と、数量において、また彫刻の質の高さにおいて、わが国を代表する石仏群であり、平成7年6月15日には磨崖仏では全国初、彫刻としても九州初の国宝に指定されました。 その数は60余体にもおよび、このうち59体が国宝となりました。

石仏群は4群に分かれ、地名によって、ホキ石仏第1群(堂ヶ迫石仏)、ホキ石仏第2群、山王山石仏、古園石仏と名づけられました。

それぞれに、傑作秀作ぞろいであり、表情豊かな御仏の姿は、みる者の心にやすらぎをあたえてくれます。

また、平成29年3月には古園石仏郡の手前右側の岩壁に刻まれた2体の「金剛力士立像」が、国宝に追加指定されるという内定が出されました。これにより、臼杵石仏(磨崖仏)は合計で61体が国宝となります。

★参考:国宝「臼杵石仏」公式ホームページより

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