【解説】世界遺産「石見銀山遺跡」
島根県クイズ
正解と解説
【4】2007年
16世紀、石見銀山では、東アジアの伝統的な精錬技術である灰吹法(はいふきほう)を取り入れることによって銀の現地生産を軌道に乗せ、良質な銀を大量に生産しました。石見銀山で用いられた技術や生産方式は、この後国内の多くの鉱山に伝わり、日本史上まれな銀生産の隆盛をもたらしました。
大航海時代の16世紀、世界で流通した銀のおよそ3分の1が日本の銀であり、さらにそのほとんどが石見銀山で産出されたものであったと言われます。
石見銀山の特徴は、自然を破壊せず、環境に配慮した「自然環境と共存した産業遺跡」であることです。そしてこれが、世界遺産として評価された重要なポイントです。
★参考:石見銀山遺跡
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