【解説】通天閣公認のビリケン像

大阪府クイズ 第4問

問題

大阪・通天閣の展望台に鎮座する“ビリケンさん”は、足の裏をなでると願いが叶うと言われる幸福の神様として親しまれています。では、このビリケン像の発祥地はどこでしょう?

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  • 【1】 日本・大阪
  • 【2】 イギリス・ロンドン
  • 【3】 アメリカ・ミズーリ州

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正解と解説

【3】アメリカ・ミズーリ州

ビリケンは、アメリカ・ミズーリ州セントルイスで誕生した“幸福の神様”です。

ビリケンはアメリカ生まれのキャラクター


1908年、アメリカの美術教師フローレンス・プリッツが夢で見た不思議な神様の姿をもとにビリケンを創作しました。翌年には“幸運のマスコット”としてアメリカで大流行し、人々の家庭や学校に置かれるようになりました。その後、日本にも伝わり、関西では特に親しまれる存在となります。

大阪で“ビリケンさん”が人気者に


1912年に大阪・新世界の遊園地「ルナパーク」にビリケン像が奉納されたことをきっかけに、関西で一気に有名になりました。昭和の時代に通天閣が再建されると、展望台にもビリケン像が設置され、訪れた人が足の裏をなでて幸せを願う習慣が定着しました。

通天閣の“3代目ビリケン”


現在の通天閣にあるビリケン像は3代目。木彫りでつくられたもので、2012年に新しく奉納されました。足の裏がツルツルになるほど多くの人に触られ、今では通天閣の象徴のひとつとして国内外の観光客に人気です。

豆知識:ビリケンの名前の意味


「ビリケン(Billiken)」の語源は、“belly(おなか)”と“kin(親しみ)”を組み合わせたとも言われています。にこやかな顔とぽっこりしたお腹が特徴で、“見るだけで幸せになる神様”として大阪人に愛されています。

(参考:通天閣公式サイト大阪観光局)