【解説】道頓堀グリコサインとは?
大阪府クイズ 第3問
問題
大阪・道頓堀のシンボル「グリコの看板」は、夜のネオンに輝く観光名所として知られています。この“走る男”のデザインが誕生した当初、背景には意外なモチーフがありました。
それは次のうちどれでしょう?
- 【1】 大阪城
- 【2】 スタジアム
- 【3】 通天閣
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正解と解説
【2】スタジアム
グリコの“走る男”は、陸上競技場を背景にゴールテープを切る瞬間を表したデザインです。
1935年に誕生した大阪の象徴
グリコサインは1935年に初めて設置されました。高さ約33メートルの巨大な看板で、当時は電球約1,400個を使用。昭和初期の大阪では、最先端のネオン広告として人々を驚かせました。現在の看板は6代目で、LED照明を用いたエコ仕様になっています。
“走る男”の背景はスタジアム
初代から一貫して、背景には陸上競技場が描かれています。これは「ゴールイン=健康と幸せの象徴」という意味が込められており、創業者・江崎利一氏が掲げた“おいしさと健康”の企業理念を表しています。大阪では待ち合わせ場所としても親しまれ、地元の人からは「グリコさん」と呼ばれています。
6代目は“デジタル時代のグリコ”
2014年にリニューアルされた現在の看板はフルカラーLEDを採用。季節やイベントに合わせてデザインが変化し、大阪マラソンやW杯開催時には特別バージョンが点灯します。通天閣や大阪城など、地元名所とコラボした演出も行われています。
豆知識:走る男のモデルは誰?
実は、走る男に特定のモデルはいません。日本人が理想とする健康的な青年像をイメージして描かれたものです。時代を超えて愛されるその姿は、大阪人にとって“お帰りの目印”のような存在です。
