【解説】全国花火競技大会「大曲の花火」
秋田県クイズ
正解と解説
【1】明治43年
「大曲の花火」の始まりは、明治43年(1910年)8月26日・27日に諏訪神社の祭典の余興として開催された「奥羽六県煙火共進会」です。大正4年には、よりレベルの高いものをということから「全国花火競技大会」として規模を全国に広げました。
「昼花火の部」、「10号割物花火の部」、「創造花火の部」の3部門からなり、全国から選抜された27業者の花火師がその技を競います。出場者は3部門すべてに参加し、花火をつくった本人が花火を打ち上げます。各部門から優勝者が選ばれますが、最優秀賞である「内閣総理大臣賞」をはじめ、経済産業大臣賞・文部科学大臣奨励賞・中小企業庁長官賞などが授与されます。全国の花火師が目標とする格の高い大会です。
「花火サミット」など世界レベルの大会が催された地でもあり、平成4年の大会時に開催された「国際花火デザインフェアイン大曲’92」では世界7ケ国の花火師達が参加しました。 また、創造花火の開発と国際交流における功績が認められ、第46回河北文化賞を受賞しています。
観覧場は旧大曲市の西側を流れる雄物川右岸の大曲橋と姫神橋間(約1.6km)の河川敷運動公園です。その面積は、約24万㎡と広く、どこからでも観覧できます。 第83回大会は68万人の観覧者を数えました。
★参考:大曲の花火
※ 秋田県の口コミ(Facebookコメント)の投稿を元にクイズを作成しています。皆様からの投稿をお待ちしております。
この解説は役に立ちましたか?→