【クイズの解説】服喪中の年賀状
一般常識クイズ
問題
こちらが服喪中であることを知らない人から年賀状をもらった場合の対応として、適切なものはどれでしょう?
- 【1】 服喪中なので返信は出さず、会った時にお礼を言えばよい
- 【2】 年賀状を出さなかった理由をメールで送る
- 【3】 何もせず返事をしないで喪に服す
- 【4】 松の内を過ぎてから年賀状のお礼と挨拶状を出す
正解と解説
【4】松の内を過ぎてから年賀状のお礼と挨拶状を出す
こちらの喪中を知らせなかった人から年賀状をもらった場合は、松の内(元旦~1月7日、または1月15日)を過ぎてから、年賀状のお礼と、喪中で年賀欠礼したこと、それを知らせなかった非礼をわびるあいさつ状を出しましょう。
松の内とは、正月の門松(かどまつ)を立てる期間のことです。1月1日の元旦から「1月7日まで」が松の内とされていますが、関西では「1月15日まで」とする地域も多く、また10日までとする地域もあります。
年賀状の代わりに「寒中見舞い」を送る
年賀欠礼のあいさつ状を受け取ったときは、年賀状の代わりに「寒中見舞い」を出してみましょう。
寒中見舞いはがきは、本来一年の中で最も寒い季節に相手を気遣ってお互いの近況を報告しあう季節の挨拶状として使われたものです。
最近では喪中で年賀欠礼したこと、訃報が行き届かなかったことへのお詫びを記すもの、喪中の相手を気遣うお見舞いなどに使われる事が多くなっています。
寒中見舞いを送る時期は、松の内が明ける日(1月7日・15日)から立春(2月3日前後)までとされています。
「喪中」と「服喪中」は違う?
服喪(ふくも)は「喪に服している」という意味で、喪中(もちゅう)と一緒です。
喪中はがきはいつ送る?
事前に年賀欠礼のあいさつ状(喪中はがき)を送る場合は、先方が年賀状を書き始める12月上旬までには届くようにすると良いでしょう。
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