【クイズの解説】オープン価格について
一般常識クイズ
問題
「オープン価格」の説明について、間違っているものが1つだけあります。さて、どれでしょう?
- 【1】 小売業者が独自に設定する価格のことを言う。
- 【2】 希望小売価格と実際の販売価格がかけ離れ、不当表示になることを恐れたメーカーが自主
- 【3】 電気製品に限られている。
- 【4】 導入されることにより、価格競争がさらに活発になる。
正解と解説
【3】電気製品に限られている。
オープン価格は電気製品に限ったものではなく、衣料品や食品などにも見られます。オープン価格とは、メーカーが自社製品の出荷価格を設定し、小売店がそれに利潤を上乗せして自由に決める販売価格のことです。
従来は、メーカーが希望小売価格を設定し、小売店では、「メーカー希望小売価格から○%OFF」というディスカウント表示が盛んに行われていました。しかし、これでは、希望小売価格と実際の販売価格の2つ価格が表示されることになり、価格に対する不信感を消費者に抱かせることになります。そのため、最近は、メーカーの出荷価格に小売店が利潤を上乗せして販売価格を決定するオープン価格方式が多く採用されています。
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