【クイズの解説】成人が罰せられることは?
一般常識クイズ
問題
法律によって、成人が罰せられることがあるのは次のうちどれでしょう?
- 【1】 働かないで、家でごろごろしている
- 【2】 国会議員の選挙に投票しない
- 【3】 家業を手伝わせるため、子どもを中学校に通わせていない
- 【4】 国民年金保険料を納めていない
正解と解説
【3】家業を手伝わせるため、子どもを中学校に通わせていない
日本の憲法(26条)では、国民は、その保護する子どもに普通教育を受けさせる義務があると規定しており、加えて学校教育法(91条)で、義務違反には罰則も定められています。
勤労の義務は、権利と合わせて憲法(27条)に記されており、国民年金の保険料納付義務も国民年金法(88条)に定められていますが、罰則はありません。国会議員選挙への投票についても憲法(15条)で触れられていますが、権利であって義務とはなっていません。
★出題: 生きる力を育む常識力 『日本常識力検定』