【クイズの解説】正しいチャイルドシートの装着場所
交通安全クイズ
問題
「チャイルドシート」を車に取りつける場合、どの座席に取りつけるのが正しいでしょうか?座席の場所をお答え下さい。
- 【1】 助手席
- 【2】 後部座席
- 【3】 助手席・後部座席どちらでも良い
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正解と解説
【2】後部座席
チャイルドシートは後部座席への装着が基本です、助手席ではエアバッグがふくらんだ際に強い衝撃を受け、お子さまに重大な傷害を与えるおそれがあります。正しい装着の知識は、保護者・運転者・同乗者にとって重要な知識です。しっかり覚えておきましょう。
チャイルドシートの選び方
チャイルドシートによって、対象年齢が異なります。いつからいつまで使用したいかイメージしておくと選びやすくなります。チャイルドシートが適切な保護効果を発揮するためには、以下の3つの条件を満たしている必要があります。
- チャイルドシートがお子さまに合ったタイプとサイズであること
- チャイルドシートが取り付ける車の座席にあったものであること
- チャイルドシートが安全基準に適合したものであること
ISOFIX(アイソフィックス)チャイルドシートとは?
ISO(国際標準化機構)による、統一規格のチャイルドシート固定方式ISOFIXに適用した簡単・確実な取り付けができるチャイルドシートのことです。チャイルドシートの誤装着防止を目的とし、車両のシートなどに装備された専用の金具を使って簡単に車両シートに取り付けることができます。シートベルト固定に比べて、取り付ける力が少なくて済み、女性の方に特におすすめです。2012年7月以降発売の新車にはISOFIX(アイソフィックス)取付金具の装備が義務化されています。
後ろ向きのチャイルドシートの注意事項
後ろ向きのチャイルドシートを助手席に使ったり、前向きにして使わないようにご注意ください。
前向きにして使わない
前向きにして使うと前方から衝突したときに、乳児が重大な傷害を負うおそれがあります。
助手席に設置しない
助手席のSRSエアバッグが膨らんだときに、チャイルドシートの背面にエアバッグが当たり、乳児が重大な傷害を負ったり死亡したりするおそれがあります。
シートベルトの着用、チャイルドシートの使用は安全運転の基本です。同乗者全員がシートベルトを着用し、正しく着用しなければSRSエアバッグも十分に効果を発揮しません。シートベルトが正しく着用できないお子さまには、体格に合ったチャイルドシートをお使い下さい。