【クイズの解説】焚き火に便利な「ふいご」とは?

アウトドアクイズ 第139問

Quiz問題

焚き火などの火起こしの際、「ふいご」と呼ばれるものを使ってあるものを送り込むと、火力が増して薪や炭に火が燃え広がりやすくなります。
さて、一体何を送り込むのでしょうか?

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  • 【1】 熱気
  • 【2】 空気
  • 【3】 やる気

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正解と解説

【2】空気

ふいごとは、炭などの燃料を高温で燃焼させるために空気を送り込む装置のことです。漢字で書くと「鞴」となります。

形状もいくつかありますが、古くは箱形のものなどもありました。箱形の物はなかのピストンを往復させて風を送ります。

蛇腹の物は両手で2つの取っ手を持って広げたり縮めたりしながら風を送ります。かつては鍛冶屋や金細工など金属を加工する工房などでよく使われていました。

火を育てるアイテム


キャンプで焚き火をする時の最初の火起こしは、着火剤などを使えば比較的簡単にできるかと思います。

問題は起こした火を薪や炭に移して大きくしていくことではないでしょうか?焚き火の火起こしの難しさというのは、いわゆるこの「火を育てる」というところかと思います。その時に便利なアイテムが「ふいご」や「送風機」です。

酸素は可燃性が高いため、ふいごや送風機で酸素を含んだ空気を送り込むことによって火力が増していきます。

ある程度の火力になると薪が燃えだしたり、炭が赤く高温になっていくことがわかります。こうなればひとまず火起こしは成功です。薪や炭を足したり、火力が落ちてきた時には再度空気を送り込んであげると良いでしょう。

空気の送り込む方法や道具


空気の送り込み方として「ふいごや送風機を使う」「自分の息を吹きかける」「うちわで仰ぐ」などがあります。それぞれ道具を使うとやりやすいので、おすすめの道具をご紹介いたします。

UG-3299 バッファロー送風機(ブラウン)


バッファロー送風機(ブラウン)

伝統的なふいごタイプの送風機。ひと味違ったキャンプサイトを演出する焚き火ツール。電池不要の手動式ですので、電池切れのリスクもなく、いつでもどこでも使用できます。

UG-3258 ポケット 火吹き棒


ポケット 火吹き棒

BBQ・焚き火・薪ストーブの火おこしに便利な火吹き棒。ピンポイントに送風可能。手のひらに収まるコンパクトサイズ。便利なクリップ付。収納袋付。

火吹き棒は送風機よりもさらにピンポイントで空気を送り込むことができますが、火に顔を近げるようになるので、小さいお子様がご一緒のキャンプなどでは注意した方が良いかもしれませんね。

送風機やふいごは顔を近づける必要がない分安全ですが、荷物としては少し嵩張ります。

ポケットに入る火吹き棒か、より安全な送風機やふいごか、という視点で選んでみても良いでしょう。

焚き火の注意点


また焚き火台などは側面から空気を送り込みやすい構造になっているものが多く、焚き火の際にはおすすめです。

もう1つ重要なポイントですが、薪や炭に火が移っていかないからといって、着火剤や燃料を継ぎ足すことだけはやめてください。事故に繋がりかねません。

焚き火はキャンプのメインイベントの1つです。効率よく安全に楽しむためにも便利なアイテムは積極的に使っていくと良いでしょう。

★参考:【火起こしのコツ】焚き火を楽しむ秋冬キャンプ|アウトドアライフ

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