【クイズの解説】テントの防水性能とは?
アウトドアクイズ
キャンプ中の雨への備えとしてテントの防水性能は重要です。
このテント生地の防水性能を検査する試験方法には、あるサイズの筒を使います。その筒の直径は○○インチと決まっています。
さて、直径何インチの筒でしょうか?
- 【1】 5インチ
- 【2】 10インチ
- 【3】 70インチ
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正解と解説
【2】10インチ
テント生地の防水性試験は下記の方法で行われます。
防水試験はテント生地にメモリの刻まれた直径10インチ(約25.4cm)の筒をあて、水を入れて圧力をかけていき、水が70~80%浸透した水位を計測するというものです。
つまり、『600mm』なら筒に600mm(60cm)まで水を入れた時点で70~80%の水が染み込んだということであり、この数字が高くなるほど防水効果が優れていると言えます。
キャンプに天気の急変や雨はつきものです。テントを選ぶ時にはこの防水性能も参考にすると良いでしょう。
それでは、どの程度の防水効果があるものを選べば良いのかということになると、さまざまな条件があり一概に言えませんが、通常の雨程度なら『600mm』位の防水効果で十分です。
また、生地の劣化などにより防水効果は衰えていきます。
「1,000mmだから何もしなくても大丈夫!」ということではなく、やはり時々はテント用の防水スプレーなどでメンテナンスするように心がけてください。
一般的に「1,000mm防水」のテントならキャンプで心配することなく使用できるでしょう。雨が多い地域や季節でもよくキャンプされる方は「2,000mm防水」のテントをおすすめします。
またテントの防水は外側のフライシートだけでなく、床面(フロアシート)側も見ておきましょう。
表記例)フライ:PU 2,000mm / フロア:PU 3,000mm
テントを選ぶときのポイントはいくつかあると思いますが、その中で特に大切と言えるポイントをご紹介します。
【テントを選ぶ時のポイント】
- テントの種類
- テントの大きさ
- 設営・撤収のしやすさ
- 見た目・おしゃれ感
- ご予算
1. テントの種類
テントには「ドームテント」「ツールームテント」「ワンポールテント(ティピー)」「シェルターテント」「ロッジ型テント」「ソロテント」「特殊タイプテント(多用途・個性は)」
といった種類があります。
2. テントの大きさ
テントの大きさは就寝時のフロアスペース、天井高などの他に収納時のサイズも気にしておくと良いでしょう。大きく広いテントは快適ですが、家では邪魔になったりします。
また一緒にテントを使用する人数にも影響しますのでよく考慮すると良いでしょう。例えば5人用のテントに荷物も入れることを考えると、ピッタリ5人で就寝するのは厳しいとなるでしょう。予定の人数より少し大きめのものを選ぶと良いでしょう。
3. 設営・撤収のしやすさ
テントによって設営が簡単なものもあれば、練習が必要なものもあります。ご自身やキャンプ仲間の経験値なども考えて、初心者の方であれば最初は簡単なものからというのも良いと思います。
慣れてくればどんなテントでもスムーズに設営できるようになるので、頑張ってみるのも楽しいですよ。同時に撤収時のことも考えておきましょう。
4. 見た目・おしゃれ感
これは完全に好みで選んで良いと思います。テント以外のキャンプギアとコーディネートを考えてみるのもキャンプの醍醐味ですね。
5. ご予算
格好良くて大きくて手軽で機能的、みたいなテントがあると嬉しいですが、ご予算の範囲で適切なテントから選ぶことをおすすめします。
上記以外にもテントには構造の特徴や生地の性質、最初にご紹介した防水性能など、チェックポイントがいくつかあります。
詳しくは「キャプテンスタッグのアウトドアライフ」を参考にしてみてください。
キャプテンスタッグには十分な機能性を持ったおしゃれなテントがたくさんありますので、キャプテンスタッグのWebサイトもチェックしてみてください。