【解説】クッカーの元祖「飯盒」

正解と解説

【3】兵式

飯盒（はんごう）と聞いて一般的に思い浮かべる形状として、楕円が少し歪んだソラマメ型の飯盒が多いと思います。

この形状の飯盒のことを日本では「兵式飯盒」と呼ぶこともあります。

兵式飯盒とは？

旧日本陸軍が使用していたものが原型となっており、また兵士用とは別に将校用の飯盒も有ったため、あえて「兵士用の飯盒=兵式飯盒」と呼ばれるようになったとも言われています。

この兵式飯盒がソラマメ型の形状になった理由としては諸説ありますが、ベルトや背嚢（リュックサックのようなもの）に括り付けて持ち運ぶ時に嵩張らないためというのが、1番の理由だと言われています。

飯盒には兵式飯盒の形の他に、円筒型や角形などいろんな形状のものがあります。もしご興味があれば飯盒の由来などを調べてみると面白いかもしれませんね。

人気のクッカー

最近のアウトドア・キャンプでは、飯盒というよりクッカーという方が一般的かもしれません。特に人気のクッカーが角形のアルミ製クッカー、いわゆるメスティンタイプのクッカーでしょう。ちなみに飯盒や携帯食器のことを英語で「mess tin（メスティン）」と言います。

適度な大きさと軽量さ、アルミ製ならでは熱伝導率の良さ、炊飯や煮物にスープ類、またはランチボックスとしても使用できるため使い勝手も良く、ソロキャンプからファミリーキャンプまで多くのキャンパーに人気です。

キャプテンスタッグから発売されたメスティンタイプのクッカー「UH-4113 キャプテンスタッグアルミ角形クッカー」をご紹介します。

UH-4113 キャプテンスタッグアルミ角形クッカー

熱伝導率の高いアルミ製飯盒です。
本体内側にはお米と水の分量を量るのに便利な目盛り付き。コンパクトストーブ・小型ガスバーナーで、ご飯ができます。
折りたたみ可能で、安定したハンドル構造、さらには軽量・コンパクトで食器やランチボックスとしても便利です。
容量も1.0Lと適度な大きさです。

「UG-43 カマドスマートグリル B6型 (3段調節)」など、キャプテンスタッグの人気アイテムでもあるB6サイズのBBQグリルにピッタリとハマるサイズで、ソロキャンプとの相性の良さも抜群です。

この「UH-4113 キャプテンスタッグアルミ角形クッカー」をガスバーナーなどで使用する時には、安定性の高いゴトクなどを組み合わせることをおすすめします。
特におすすめしたいのが「UG-30 グリルスタンドテーブル(風防付き)」です。

UG-30 グリルスタンドテーブル(風防付き)

ゴトクとソロテーブル・風防が一体になった便利なグリルテーブルで、ゴトク・テーブル風防、3つの機能がワンパッケージになっています。
折りたたんでコンパクトな薄型収納。
別売のシングルガスバーナー、カマドスマートグリルB6型や、カマドスマートストーブ＜デルタ＞と組み合わせて使用できます。

「UH-4113 キャプテンスタッグアルミ角型クッカー」を直接シングルバーナーに乗せて使用すると、不安定になる時がありますので、このようなゴトクを合わせて使用すると安定して使えます。この「UG-30 グリルスタンドテーブル(風防付き)」なら、調理後にそのままテーブルとして使用できるので一石二鳥ですね。