【クイズの解説】親子連れが横断している時（四輪車編）

正解と解説

【1】前方駐車車両の陰

停車しているクルマの死角から、横断歩道を渡り終えようとしている親子を追いかけて子どもが飛び出してくるかもしれません。横断歩道の手前で一時停止して左右の安全確認をしないと、その子どもと衝突する危険があります。

横断歩道の手前で死角があれば必ず一時停止

このような状況では、停車しているクルマの死角にいる歩行者をドライバーが見落とすことがあります。

道路交通法では横断歩道（自転車横断帯）や、その手前で停止している車両等がある場合、停止している車両等の側方を通過してその前方に出ようとする時は、その前方に出る前に一時停止することが定められています。

ドライバーは横断歩道の手前で必ず一時停止して歩行者や自転車がいないか確かめてから通過してください。

歩行者もクルマの死角に注意！

横断歩道付近にクルマなどが停止している場合は、そのクルマの死角から他のクルマが迫ってこないか、必ず止まって確かめてください。特に、交通安全の知識・経験に乏しい子どもは危険予測の能力が高くありませんので、保護者が子どもにしっかり教えていくことが大切です。

★参考：親子連れが横断している時｜危険予測トレーニング