【クイズの解説】後席シートベルト着用率
交通安全クイズ
正解と解説
【2】36%
平成29年10月に警察庁とJAF((一社)日本自動車連盟)が「シートベルト着用状況全国調査」を実施した結果、一般道路において後部座席同乗者のシートベルト着用率は36.4%でした。
自動車乗車中死者のシートベルト着用状況を座席位置別に見てみると・・・
- 後部座席での死者(非着用:59%)
- 運転席での死者(非着用:41%)
- 助手席での死者(非着用:27%)
後部座席で死亡した方の59%がシートベルトをしていなかったことになり、他の座席位置と比べると高い割合を示しています。
後部座席シートベルト非着用の危険性
- 車内で全身を強打する可能性があります。
- 車外に放り出される可能性があります。
- 前席の人が被害を受ける可能性があります。
後部座席でシートベルトを着用せずに交通事故に遭った場合、自分自身だけでなく同乗者に損害を与える危険性があります。
事故の被害にあっても十分な補償が受けられない?!
全ての座席でシートベルトを着用しなければなりません。(道路交通法第71条3)
シートベルト非着用による被害の拡大は被害者の過失とされるため、被害者であっても、損害賠償等の場面で十分な補償が受けられなくなる可能性があります。
自分自身や同乗者の命を守るためにも、全席でシートベルトを着用するようにしましょう。
★参考:SJクイズ|Hondaの交通安全
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