【クイズの解説】シンプル構造のテント
アウトドアクイズ
テントの構造はいくつかの種類があり、構造によって組み立てやすさや強度が違ってきます。2本のポールを組むだけの風にも強い構造のテントは、ある星座の名前をとって◯◯座型と呼ばれています。さて何座型でしょうか?
- 【1】 魚座型
- 【2】 獅子座型
- 【3】 天秤座型
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正解と解説
【1】魚座型
テントを選ぶときのポイントに「組み立てやすさ」というのがあると思います。特に初心者の方にとって、テントの設営はアウトドアの最初の難関とも言えますね。
ポールの本数が増えればテントが多面形になり、強度が増すためテントはしっかりとして耐風性も上がります。しかしポールの本数が多ければ多いほど組み立ては複雑になりますので、慣れが必要になります。
テントの構造について確認してみましょう。
魚座型
2本のポールを2箇所で交差させた構造です。天井部が平らで面積が広く、内部での圧迫感が少なくなります。2点で交差するポールの構造によって、生地全体にテンションが加わり、テント自体の強度が強まります。ポールの接点がX型より多くなる分、風など外部からの圧力に強くなります。
ジオデシック構造
4本のポールを複雑に交差させることで交差点を増やし、生地の面を多くして半円形に近づけた構造です。球形に近く、ポールの交差点も多いので、風に強く、耐久性もある。4本のポールを使用するので重量が重く、その構造により、他に比べて設営が難しいが、横風など耐風性がもっとも強い構造でもあります。
クロスフレーム型
2本のポールを一点で交差させた、最も単純な構造です。単純な構造なので設営が簡単。重量が軽く、コンパクトに収納できる。構造上、ポールには弾性に富む強い素材が要求されます。耐風性も強度の高い半円形タイプに近いので優れているが、ポールの交差点の多いジオテック型に比べれば劣ります。
A型(H型)
2本のポールを三角形に組み、そのセンターにポールを通す設計です。アーチ状でない分、ポールへのストレスが少ない。インナーがほとんど吊り下げ式なので設計が簡単。壁の面が垂直に近くなるので雨水がたまりにくく、高さのある空間を確保できます。入口部を三角形にした構造は、上からの力に強いが横風に弱いので注意が必要です。
魚座型のテントは構造がシンプルなので小さく出来るメリットがあります。ソロキャンプやツーリングなどにぴったりのキャプテンスタッグの魚座型テントをご紹介します。
UA-19 エクスギア ソロテント
快適装備をプラスしたソロテント。広く高さのある前室と荷物室兼用後面出入口を装備。軽量なアルミポール!軽くて丈夫なジュラルミン7100製ポールを使用。ポールを色分けする事で設営も迷わずスピーディー。テントの基本構造は風などの外部圧力にも強い魚座型。
キャンプは大勢でワイワイやるのも楽しいですが、たまにはテントを持って気ままな一人旅も良いものです。
一人分の荷物を持って、大自然の中でのんびりとコーヒーなどもおすすめです。ただし危険なところへは行かないように気をつけてくださいね。