【クイズの解説】子どもの一人あるきについて(道路交通法)
交通安全クイズ
正解と解説
【3】6歳未満
道路交通法には「幼児を保護する責任がある者は自分または自分に代わる監護者が付き添わないで幼児を一人歩きさせてはならない」とあり、幼児は「6歳未満の者」と規定しています。保護者は小さい子どもと歩く時は必ず手をつなぎ、車道側を保護者が歩くようにしてください。
6歳から7歳にかけての死傷者数が多い
交通事故総合分析センターの資料によれば、歩行中の交通事故死傷者数を年齢およびに学齢別に見た場合、7歳の死傷者数が際立って多くなっています。6歳から7歳にかけての死傷者数が多いのは、小学校入学による行動範囲の広がりが影響しているといえます。そのため、小学校に入学するまでに子供が一人で安全に行動できるようにするための教育が重要です。
丁寧に伝えましょう
教える時に意識して欲しいのは「どうすべきか」を具体的に示してあげることです。例えば、「走ったらあぶない」ではなく「あるきましょう」。「止まる」はどこで止まるべきか、「みる」も何をみなければいけないか。丁寧に教えてください。
安全確認ができたら褒める
特に保護者は小学校入学前にお子さんと一緒に通学路を歩いて、どこにどんな危険があるかを教えてあげると良いでしょう。その時にお子さんが交通ルールを守っていたり、安全確認ができていたら、ほめてあげてください。それが自信にもつながります。