【クイズの解説】地域の絆でお年寄りを支える「みまもりタグ」
防犯・防災クイズ
地域の絆でお年寄りを支える新しい見守りのカタチ「みまもりタグ」。このみまもりタグを用いた見守りネットワークサービスでは、地域の協力者が専用の○○○を導入することにより、みまもりタグを持っているご高齢者の居場所を確認することが出来ます。さて、○に入るのは?
- 【1】 スマートフォン
- 【2】 アプリ
- 【3】 カメラ
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正解と解説
【2】アプリ
社会の高齢化とともに、認知症の患者数も増えています。中でも、徘徊認知症患者の行方不明者数は年々増加しており、平成27年中は年間で約12,000名(※警察庁『平成27年中における行方不明者の状況』より)にも上ります。
過去のアンケート調査では、当日見つかったお年寄りの8割以上がご存命の一方、5日以降経った場合は生存率ゼロという調査結果もあります。つまり、行方不明となった認知症患者をなるべく早く見つけだす事が命を救う上で重要になるのです。
そこで、実際に認知症患者の方と接している方々の声をもとに、ALSOKは「みまもりタグ」を開発しました。この「みまもりタグ」は、高齢者が手軽に携帯できる小型端末です。
地域の協力者がスマートフォンに専用の「みまもりタグアプリ」をインストールしておくと、「みまもりタグ」が発するBluetooth(R)の電波をスマートフォンが受信。スマートフォンのGPSを利用して位置情報の提供をサポートします。地域の人々が協力することによって、保護者の方が認知症の方の居場所をアプリで確認することができるサービスです。
◆認知症の方に「みまもりタグ」を持ってもらう工夫
市町村や介護現場で行ったヒアリングで多く聞かれたのが、"認知症の方にはモノを持ちたがらない方やよく分からない物は捨ててしまう方がいる"ということでした。そこで、小型・軽量で"負担なく持っていただける"端末にすることを目指しました。
また、現場のケアマネージャーからは「外出時、何も持たなくても靴は履いて出かける」という声が多くあったため、介護シューズの大手企業「徳武産業」との共同により、みまもりタグを内蔵しても違和感が少なく、電波の減退も抑えられる専用シューズを開発しました。
このように認知症対策に取り組んでいるALSOK。安全安心にご利用いただくための工夫やプライバシーの保護対策など、「ためしてALSOK」に詳しく情報を掲載しています。