【クイズの解説】寝袋(シュラフ)の名前の由来
アウトドアクイズ
キャンプで使用する「携帯用寝具」のことを寝袋と言います。コンパクトに折りたためるので防災グッズとしても重宝されています。寝袋のことを「シュラフ」ということもありますが、シュラフの由来は何語でしょうか?
- 【1】 英語
- 【2】 ロシア語
- 【3】 ドイツ語
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正解と解説
【3】ドイツ語
シュラフとは、ドイツ語の「シュラフザック(Schlafsack)」が名前の由来となっています。シュラフザック(Schlafsack)、略して「シュラフ」です。
ちなみに英語では「Sleeping Bag(スリーピングバッグ)」です。つまり「寝袋=シュラフ=スリーピングバッグ」と言うことです。
寝袋(シュラフ)には幾つか種類があります。主に「封筒型(レクタングラー型)」「マミー型」、少し変わった「人型」で、それぞれに特徴があります。
封筒型(レクタングラー型)
封筒型(レクタングラー型)の寝袋(シュラフ)は文字通り長方形をした上から下までの幅が同じタイプの寝袋(シュラフ)です。ゆったりとしているので布団に近い使い心地で寝返りもうてますが、体への密着性がない分だけマミー型と比べると保温性が落ちます。
同じモデルの寝袋(シュラフ)なら2つ繋げることができるので、ダブルサイズの寝袋(シュラフ)として使用可能です。完全に開けば掛け布団的に使用することもできます。子供を連れた家族キャンプなどの時におすすめのタイプです。
マミー型
マミーとはミイラを意味するMummy(マミー)に由来しています。体の形に合わせた形状をしていて、この寝袋に入って寝ている姿がミイラに似ていることからマミー型寝袋(シュラフ)と呼ばれるようになりました。
体への密着性が高く無駄な隙間が少ないため体温を逃がしにくいので、封筒型(レクタングラー型)に比べ保温性が高いのが特徴です。コンパクトに収納できて軽いものが多く、また一人用ですのでツーリングや登山にはピッタリですね。
人型
人型の寝袋(シュラフ)は、その名の通り人間の形をしたタイプです。足が離れているので寝袋に入ったまま歩いて移動することが可能です。腕もそれぞれ動かせ、手の部分だけを出すこともできるので、ちょっとした作業も寝袋に入ったまま可能となるユニークなタイプの寝袋(シュラフ)です。
寝袋(シュラフ)の選び方には、幾つかのポイントがあります。「持ち運び・収納性」「大きさ」「寝心地・肌ざわり」「使用する季節や場所」「中綿」「メンテナンス性」などを考慮して、お好みのキャンプスタイルと合わせて考えてみましょう。
キャンプで寝袋(シュラフ)を使用するときは、油断せずに防寒対策をしっかりと行いましょう。そしてテント内では、キャンピングベッドやインフレータブルマットなどを合わせて使うようにしましょう。地面は結構冷えますし、ゴツゴツしてると眠れないものです。
また寝袋(シュラフ)はキャンプだけではなく「車中泊用」「防災グッズ」「来客用寝具」としても有効なので参考にしてみてください。
キャプテンスタッグの寝袋(シュラフ)は、裏地のコットンシーツだけ取り外せる寝心地とメンテナンス性を両立した「M-3437 ウォッシャブル シュラフ(寝袋)」など、たくさんラインナップされています。キャンピングベッドやテントなどと合わせてチェックしてみましょう。