【クイズの解説】富士通のオールフラッシュアレイ

ストレージクイズ 第5問

Quiz問題

データの記憶媒体としてSSD のみを採用し、安定した高速処理を実現するオールフラッシュアレイ。「富士通のオールフラッシュアレイのここが違う!」というポイントがサイトで紹介されていますが、違いは全部でいくつ紹介されているでしょう?

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正解と解説

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データの記憶媒体としてSSD のみを採用し、安定した高速処理を実現するオールフラッシュアレイ「ETERNUS AF series(以下、ETERNUS AF)」。富士通の公式Webサイトでは、その特徴として以下の4つが紹介されています。

◆富士通のオールフラッシュアレイはここが違う!

(1)インライン重複排除・圧縮で容量効率化
ETERNUS AFはストレージ内のデータをリアルタイムで削減する、インライン方式の重複排除・圧縮機能を搭載。典型的な利用用途においてSSDの容量を75%(注)削減するとともに、SSDへの書き込み量自体を抑制することで長寿命化にも貢献します。
また、本機能の適用可否はボリュームごとに設定できますので、高速性最優先の業務は無効に、データ重複の多い業務は有効にするといった使い分けも可能です。さらに、QoS機能との併用等により、業務特性に応じたリソース配分が自由自在です。

(注)ユーザーデータの特性により削減率が異なります。

(2)ガベージコレクション発生時の性能最適化
SSDにはガベージコレクション(不要ブロックの最適再配置)という特有の挙動があり、実行中の性能劣化が構造上避けられないことから、特に書き込み時に性能の不安定化を引き起こす要因となります。
ETERNUS AF250/AF650では、搭載しているSSD1本単位でガベージコレクションの状態を監視、実行中のSSDへの書き込み処理優先度を調整し、処理待ちの発生を回避(書き込み処理を平準化)することで、システム全体の書き込みレスポンスを安定させることができます。

(3)ライトI/Oに対する最適処理を自動選択
通常必ず行うコントローラー間でのデータキャッシュミラーリングは、SSDのような高速なアクセスの場合、コントローラー間でのミラーリング処理がボトルネックとなります。そのため、一部の書き込み処理(例:比較的大きなI/Oサイズの書き込み処理など)を自動的に判別し、データキャッシュおよびパリティのコントローラー間のミラーリング処理を行わずに直接SSDへ書き込みを行います。これにより、SSDの高速性を最大限に発揮し、シーケンシャルライト性能を大幅に向上させることができます。

(4)ブロックサイズ最適化とデータ整合性保証
SSDのブロックサイズ(4Kバイト)を考慮し、書き込みエラー検出用のチェックコードを付与した状態でのアライメント適合処理に対応しています。これにより、対応ホストからの要求に対し、ミスアライメントに起因する書き込み性能の遅延や寿命の劣化を抑止し、SSD本来の機能を損ないません。

◆オールフラッシュアレイとは?
データの記憶媒体としてSSD のみを採用し、安定した高速処理を実現するオールフラッシュアレイ「ETERNUS AF series(以下、ETERNUS AF)」。 ETERNUS AFは、SSD(Solid State Drive)専用とすることでHDD(Hard Disk Drive)向けの処理を排除し、軽量化/高速化を図るとともに、富士通が誇る高性能と高信頼を兼ね備えた新世代ストレージです。

さらに、ETERNUS AFは富士通独自の機能により、SSDの長寿命化、高速なSSDの性能を100%引き出す機能に加え、高性能CPUとマルチプロセッシング技術の適用により、ストレージ性能を飛躍的に向上し、データベース高速化や仮想化集約、データの分析・解析などに迅速かつ安定した能力を発揮します。

また、長年のストレージビジネスで培ったエンタープライズ技術のQoS自動化、データ保全機能、業務継続、データベースマネジメントシステム、各種ソフトウェア・サーバ連携をサポートし、ETERNUS DX series ディスクストレージシステム、ETERNUS SF ストレージ基盤ソフトウェアと共通したインターフェースによって、既存システムと変わらない運用をご提供します。

★参考: オールフラッシュアレイ|FUJITSU



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富士通のオールフラッシュアレイここが違う