【クイズの解説】弯曲爪(わんきょくそう)とは?
フットケアクイズ
問題
爪が全体的にひどく弯曲(わんきょく)しながら伸びていった状態を弯曲爪といいます。これがいわゆる「巻き爪」の状態です。弯曲がすすんだ爪を前方から見ると、ある文字に見えることがあります。それは次のうちどれでしょう?
- 【1】 ひらがな「の」
- 【2】 アルファベット「O」
- 【3】 カタカナ「コ」
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正解と解説
【1】ひらがな「の」
爪が全体的にひどく弯曲(わんきょく)しながら伸びていった状態を弯曲爪といいます。
特に爪先の方で顕著で、前方から見ると逆U字型、馬蹄形、アルファベットのCのように見えたり、爪の弯曲が強くなると「のの字」型や円形になります。変形が強くなると痛みを生じてきますが、外観の変化だけで痛みや腫れなどの症状がない方もいます。
ゆるやかに爪が曲がってくるのは、外部からの圧力だけが原因ではありません。加齢によって巻き爪になりやすくなります。
例えば、年をとると爪全体に水分が届きづらくなり、爪が硬くなります。年齢を重ねるとともに爪の水分が徐々に蒸発していき、硬くなって縮んでいきます。
また、高齢者の方は若い方と比べて歩くことが少なくなります。爪は放っておくと自然に内側へ湾曲する性質があるため、歩行による下からの圧力が足りなくなると爪が巻きやすくなる、と考えられています。
歩きにくくなるほどの巻き爪になるまでには、かなりの時間がかかります。巻き爪かな?と思った方は、放っておかずに正しい足爪ケア、靴選び、運動を心がけるようにしましょう。巻き爪を未然に防ぐような生活習慣を身につけることも大切です。