【クイズの解説】燻煙材の形状と種類

アウトドアクイズ 第35問

Quiz問題

アウトドアに限らず、ご家庭でも最近人気の燻製(スモーク)。燻製を楽しむためには「燻製器」と「燻煙材」が必要です。燻煙材の形状は「スモーキングウッド(ブロック)」と「スモーキング○○○」があります。さて○○○に入る言葉は次のうちどれでしょうか?

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  • 【1】 チップ
  • 【2】 タイル
  • 【3】 マップ

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チョーク1チョーク2チョーク3黒板消し

正解と解説

【1】チップ

燻煙材の主な形状には、スモーキングチップとスモーキングウッド(ブロック)の二つがあります。

スモーキングチップは、火にかけることで煙をおこすので、スモーカー内部の温度が上昇するため熱燻に向いています。

スモーキングウッド(ブロック)は熱源を必要とせず、着火剤のついている部分に一度着火すれば一定時間煙を出し続けるので温燻や冷燻に向いています。

燻製時間によって、ウッドを半分にして使ったり、2本を組み合わせたり、チップとウッドを使い分けることができます。また、スモーキングウッドより小型のスモーキングブロックという燻煙材もあるので、燻煙時間によってウッドとブロックを使い分けることができます。

スモーキングチップ


チップ状になった木片。煙を出すには常にガスバーナーコンロ等の熱源が必要になります。熱源があるため温度管理が難しいのですがコストパフォーマンスが良く、温度管理の必要のない熱燻には便利です。

スモーキングウッド(ブロック)


木の粉末を棒のように押し固めた線香状の燻煙材。一度着火すると、一定時間煙が出続けます。スモーキングウッドは約5時間20分、スモーキングブロックは約2時間10分、煙を出し続けます。熱源を必要とせず、手軽に使えるので初心者にオススメ。ウッドだけでは温度が上がらないため食材に熱を通すには不向き。冷燻や温燻に使うと便利です。

燻煙材には形状の他に「木材の種類」があります。一般的に燻製に向いてるのは、樹脂が少なく、少しずつ燃焼していく広葉樹の固い木です。

木材の種類によって、それぞれ「香りの特徴」や「適した食材」があります。燻製にする食材、ご自身の好みの香りなどを探して試してみましょう。また幾つかの燻煙材を組み合わせたオリジナルブレンドなどに挑戦してみるのも楽しいと思います。

それぞれの特徴を理解して、ご自身に合った燻製器(スモーカー)と燻煙材を選び、アウトドアライフを楽しみましょう。

★参考:簡単にできる!美味しい燻製づくり|アウトドアライフ|キャプテンスタッグ

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