【クイズの解説】キャッシュメモリーとは?
ストレージクイズ
問題
キャッシュメモリ(Cache Memory)は、処理速度を飛躍的にあげることができます。前回読み出した内容を「○○○○○」しておくことで、次回からはハードディスクより読み書きが早いメモリからデータを読み出せるので、処理速度をあげることができます。さて、○に入るのは次のうちどれでしょう?
- 【1】 高速にハードディスクにアクセス
- 【2】 一時的にメモリに保存
- 【3】 常にデータの一部を保存
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正解と解説
【2】一時的にメモリに保存
キャッシュメモリ(Cache Memory)とは、ハードディスク(磁気ディスク装置)において、メモリを使用して処理時間を短縮する制御方式です。
ハードディスクは機械的な動作を行うため、CPUの処理速度から見れば非常に遅い機器です。前回読み出した内容を一時的にメモリに保持しておくことで、次回からはハードディスクより読み書きが早いメモリからデータを読み出せるので、処理速度をあげることができます。
【キャッシュメモリの仕組み】
◆キャッシュメモリにデータがない場合(Cache Miss Hit)
ホストCPUはデータを読み込む際に、まずキャッシュメモリ上を探します。 キャッシュメモリにデータがない場合は、ハードディスクにデータを探しに行きます。
◆キャッシュメモリにデータがある場合(Cache Hit)
キャッシュメモリにデータがある場合は、キャッシュメモリからデータを読み込むことができます。ハードディスクに比べて読み書きが早いメモリからデータを読み出すため、処理速度が向上します。
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