【クイズの解説】介護にかかる費用

介護クイズ 第29問

Quiz問題

介護が必要になった時にかかる費用は、主に介護用具の購入や住宅改修等の一時的な費用と、毎月の介護に必要な費用になります。介護経験のある人に聞いた調査(※)では、一時的な費用と毎月の費用の平均額はどれぐらいになったでしょう?
(※平成27年度の生命保険文化センターの調査より)

  • 【1】 一時的な費用:平均25万円、毎月の費用:平均3.9万円
  • 【2】 一時的な費用:平均80万円、毎月の費用:平均7.9万円
  • 【3】 一時的な費用:平均200万円、毎月の費用:平均15万円
チョーク1チョーク2チョーク3黒板消し

正解と解説

【2】一時的な費用:平均80万円、毎月の費用:平均7.9万円

介護経験のある人に聞いた調査では、介護に要した費用(公的介護保険サービスの自己負担分を含む)は、一時的な費用の合計が平均80万円、毎月の費用が平均7.9万円となっています。(※生命保険文化センター「平成27年度生命保険に関する全国実態調査」より)

要介護状態になった場合、以下のような初期費用が発生する場合があります。

  • 住宅改修(手すりの取り付けや、段差の解消、お風呂場やトイレの改修)
  • 車いす、特殊ベッドや、ポータブルトイレなどの福祉用品等の購入

要介護状態になった場合、自宅の増改築や車いすの購入等の初期費用に加え、毎月の公的介護保険の自己負担額や公的介護保険の給付対象外サービスの費用なども必要となるケースもあります。

なかには一時的な費用で200万円以上、毎月の費用も15万円以上もかかった人がいることから、平均はあくまで参考値として捉え、高額な費用がかかってしまう可能性があることを頭に入れておくと良いでしょう。

MY介護の広場では「要介護状態になったらいくら必要なのか?」その参考となる情報をご紹介しています。ぜひご参考ください。

(※上記解説文の内容は2016年9月現在のものです。
制度の改正等により内容が相違する場合もございますので予めご了承ください。)

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