【クイズの解説】テントを張るのに適した「場所」は？

正解と解説

【3】水はけの良い場所

テントを張る時に重要なポイントが「場所」です。テントを張る場所選びに大切なこととして「危険を避ける」「安全に配慮する」ということがあります。

キャンプ中に天気が急変するのはどうにもならないことですが、事前に考慮し天気の急変にも備えることはできることですね。安全にキャンプをするために、下記のような場所にテントを張ることは避けましょう。

• 「水はけの悪い場所」
  
• 「川や海などの水辺」
  
• 「風の通りやすい場所」
  
• 「木の下」

一見気持ち良さそうな、キャンプに向いてる場所に感じますがテントを張るには要注意です。

水はけの悪い場所は水が溜まりやすいところでもあります。寝てる間に雨が降って、テントの中が水浸しなんてことも。

川や海などの水辺は危険です。最近はゲリラ豪雨などによってBBQ中の家族が河原で遭難するとういうニュースもよく聞きます。急な増水は決して珍しいことではありません。

見晴らしが良く、風が通り抜けやすくなってる場所は注意が必要です。普段から風が通りやすいということは、強風が吹きやすいとも言えます。テントは強風をまともに受けると飛ばされてしまうこともありえます。

木の下というのは木陰になったりロープを結べたりと利点もありますので、よく調べて判断しましょう。ただし、広い場所に1本だけ高い木がポツンと立っているような場所は、落雷の危険が高いので避けましょう！

キャンプやアウトドアレジャーはとても楽しいものですが、一歩間違えると重大な事故に繋がることも少なくありません。事前にしっかりと準備をし、いつでも油断しない「心構え」が大切です。

また、どんな場所にテントを張るのか？これを知らないと、どんな準備をしたらいいのかがわかりません。例えば、テントを固定するためには地面にペグを打ち込み、ペグとテントをロープで結び固定します。ペグにも種類があり、地面に合わせて最適なものを選ぶ必要があります。柔らかい土の地面には柔らかい土用、砂地には砂地用、石の混じった地面には石の混じった地面用という具合です。

このように最適な道具をしっかりと準備するためにも、どこでキャンプをするのか、どんな場所にテントを張るのかを事前に確認しておくことはとても大切なことです。旅行と違い、キャンプでは足りない道具を現地調達するというのは、さすがに無理がありますよね。

皆様もしっかりと準備をして、キャンプやアウトドアレジャーをたっぷりと楽しみましょう。

★参考：　キャンプで失敗しない！テントの張り方｜キャプテンスタッグ