【クイズの解説】ガスカートリッジ(ガスボンベ)の種類
アウトドアクイズ
キャンプに登山に大活躍のシングルガスバーナー。ガスバーナーやコンロで使用するガスカートリッジには2つのタイプがあります。その1つであるダルマ型カートリッジガスを○○缶と言います。さて、何缶でしょう?
- 【1】 OD缶
- 【2】 CD缶
- 【3】 BP缶
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正解と解説
【1】OD缶
ガスカートリッジには大きく分けるとOD缶(アウトドア缶)とCB缶(カセットボンベ)の2種類があります。
「OD缶(アウトドア缶)」
だるま型カートリッジガス、キャンプ用ダルマ型ボンベ、アウトドア用ガス缶(OD缶)とも呼ばれます。
「CB缶(カセットボンベ)」
家庭用カートリッジガス、カセットボンベ(CB缶)とも呼ばれます。
みなさんが普段お使いになる機会が多いのはCB缶(カセットボンベ)だと思いますが、オートキャンプ白書2014の統計によると、キャンプの料理で使用する燃料でガス式と回答する人の中で、キャンプ経験が2年以上の人は、CB缶(カセットボンベ)よりOD缶(アウトドア缶)を選ぶ割合が高くなります。これは、キャンプに行く機会が増えると、シングルガスバーナーの便利さに気づく人が増えてくると言えるのではないでしょうか。
アウトドアで便利なガスバーナー
シングルガスバーナーは、コンパクトに収納ができて持ち運びも楽、さらに火力も十分でアウトドアやキャンプにより多くの楽しみ方を与えてくれます。コーヒーや紅茶を入れるのはもちろん、インスタントラーメンや簡単な料理にも対応できるので手放せなくなるアイテムですね。ただし、どんなに便利でも火を扱う道具ですから、取り扱いや後片付けには十分注意しましょう。
そんなガスバーナーにも弱点があります。ガス缶自体が冷却されガスの噴射圧が低下して点火しなくなる現象、それが「気化熱現象」です。
アウトドア用のガスバーナー製品はブースター機能がなく、連続使用のガス缶冷却によってガス噴射圧が低くなってしまう現象は致し方のない状況です。特に寒冷地では、いちばん火が欲しい時に点火しない、なんてことも起こりえますね。キャプテンスタッグでは、そんな時にも冷却を防止するために次のようなアイテムをご用意しています。
パワーインクリーザー
バーナーから出る熱を金属の熱伝導によってガスカートリッジに伝え、ガス缶の表面の冷却を防ぎ、ガスの出る量や炎を安定させるための道具です。
パワーカートリッジPXシリーズ
(※寒冷地仕様のガスカートリッジ)
ガスの主成分に沸点(気化する温度)が-11℃であるイソブタンガスを使用しています。寒冷地で使用しても安定した火力が出ます。
(※レギュラーガスカートリッジの主成分ブタンガスは、沸点が-0.5℃。)
皆様も、どんなところでキャンプするのか、どんな山なのかなど、アウトドアシーンを具体的にイメージし、最適な準備を怠らずにアウトドアライフを楽しみましょう。