【クイズの解説】かかとの角質・ひび割れの原因

フットケアクイズ 第72問

Quiz問題

かかとの皮膚が厚くなったりひび割れてしまう主な原因は、外部刺激と乾燥だと言われています。では、かかとが乾燥しやすいのはなぜ?

かかとの角質・ひび割れ

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  • 【1】 かかとには「皮脂腺」がないから
  • 【2】 かかとの表面を「皮脂膜」が覆っているから
  • 【3】 足裏には「汗腺」が多いから

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正解と解説

【1】かかとには「皮脂腺」がないから

乾燥が激しい季節になると、カカトがガサガサしたり、ひび割れて皮がむけてしまったり……カカトの角質が厚くなりやすくなりますよね。その原因は外部刺激と乾燥だといわれていますが、カカトが乾燥しやすいのはなぜでしょうか?

かかとが乾燥しやすい理由


正常な角質は「水分」と「脂分」が混ざった皮脂膜が表面を覆っているため、プルプルと潤っています。 しかし、かかとは「皮脂腺」がないため油分が不足して乾燥しやすく、ゴワゴワと硬くなりやすい部分です。

通常、顔の肌の角質層は部位によって7・8層〜14・15層程度の極めて薄い層(0.02mm)なのですが、 かかと部分の角質層は100層以上の厚い層になっています。これだけ厚みある角質層なのに、皮脂腺がなく皮脂が分泌されない場所なので、角質層が乾燥してガサガサと硬くなりやすいのです。

さらに、加齢や血行不良で皮膚細胞の新陳代謝が低下すると古い角質がはがれにくくなり、肌自身の保湿力も低下していきます。 その結果、古くなった角質が蓄積されて分厚くなり、かかとの乾燥が更に進んでしまいます。

ひび割れたかかとの改善


硬く厚くなったかかとをそのままにすると、痛みを伴ったり、時にはひび割れを起こす危険があるので放置は好ましくありません。 お風呂等で角質にある程度水分を含ませ、柔らかくしてから削る方法と、乾いた硬い状態を削る方法があります。

柔らかくしておいて削る方が、削られるべき部分が自然に無理なく削られるのでお勧めです。 ただし、既にひび割れを起こしているケースなど、下手をすると炎症を起こす可能性が高い場合には、 乾いた硬い状態で削った方がよい事もあります。

ドクターネイル・爪革命では、フットケアサロンの専門スタッフが足裏・かかとの角質ケアを行っております。 必要な角質を残しながら不要な角質を取り除き、保湿・保護の環境を整えておきましょう。

★参考: 足裏・かかとの角質ケア|ドクターネイル爪革命

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