【クイズの解説】巻き爪の原因(爪の切り方)
フットケアクイズ
正解と解説
【2】深爪
爪の端をきちんと切ろうとして、無理やり爪切りを押し込んで切っていませんか?
爪が伸びてきた時に、爪の両脇の角が指の肉に深く食い込んだ状態を「陥入爪」(かんにゅうそう)といいますが、この陥入爪の原因としても最も多いのが深爪です。
深爪が巻き爪の原因になるのは、肉や皮膚の部分が増えてしまうことです。爪周りの肉や皮膚が盛り上がって爪の成長を妨げ、一方で爪は伸びようとするので変形し、巻き爪になってしまうのです。深爪の人はかなりの高確率で巻き爪になりやすいと言えます。
正しく爪を切ることで巻き爪を予防!
爪を正しく切るには、スクエアカットがおススメです。スクエアカットとは、皮膚から水平に切って角を残す切り方です。特に指の左右の端の爪の部分は深爪に気をつけながら切りましょう。爪は曲線で切るのではなく、まっすぐ四角にカットする方が巻き爪になりにくいと言われています。
巻き爪で痛みがあると、巻き込んだ爪の端を深く切りたくなってしまいます。ですが、家庭用の爪切りでは、爪の端まできちんと切ることができません。無理やり押し込んで切っても、端がトゲ状になって残ることがあります。
このように一旦深爪をしてしまうと、爪周りの皮膚が盛り上がり、爪の成長を邪魔する状況が生まれます。その上、爪が皮膚に食い込むように伸び、トゲ状の爪端が皮膚に食い込んだ場合には激痛を生みます。巻き爪を悪化させないためにも、深爪は厳禁です。