【クイズの解説】車の多い幹線道路での危険予測 35【クルマ視点】
交通安全クイズ
問題
クルマ視点での危険予測トレーニングクイズです。ヒントページのアニメーション動画を見て答えて下さい。
車の多い幹線道路を走っています。今回のシーンで、最も大きな危険が潜んでいたのは?
- 【1】 右側の車
- 【2】 前方の車
- 【3】 側道の車
正解は↓↓こちら!
正解と解説
【1】右側の車
右側の車が急に減速し、無理な進路変更をしたため、衝突しそうになりました。
今回のような立体交差では、右左折する車は左の車線から側道を経由して曲がる必要があります。そのため、初めて通るドライバーなどは、分岐点の直前で進路変更が必要なことに気づき、急な進路変更をしてしまうことがあります。
高齢者マークを付けた右の車は、分岐点の手前でブレーキを踏んで減速しています。しかも、自車が高齢ドライバーの斜め後方を走っているので、相手のドアミラーの死角に入り、見落とされている危険性もあります。「この車は分岐点で曲がろうとしているのかも?」と予測することが大切です。速度を落として車間距離をとるなど、急な進路変更に備えることが事故防止につながります。
平成25年の交通事故件数を事故類型別に見ると、車両相互による「追突」が22万5,416件(35.8%)と、最も多く起きています。
今回のような側道のある幹線道路や立体交差点、高速道路の出入り口など道路が分岐する所では、周囲の車が急な進路変更をすることがあるので注意が必要です。追突事故が起きやすい場所なので、事前に予測し備えることで、事故を防ぎましょう。
★参考: Hondaの交通安全 「危険予測トレーニング」